「暴力団の車とぶつかって修理代が100万円…」不審に思い通報、詐欺被害を防止

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暴力団員を装った特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、中南信用金庫中里支店の窓口担当・城所綾さんと西大磯郵便局の野口貞治局長に大磯署から感謝状が贈られた。
署によると、城所さんは7日、窓口を訪れた80代女性に応対。女性が「娘が自転車で暴力団の車と当たった。修理代100万円が必要」と話したが、用途が不自然だったため、支店長に相談し、署に通報した。
一方、野口局長も同日来局した80代男性らに対応。男性夫婦が「暴力団員が娘のせいで車をぶつけた。娘を助けるため200万円が必要」と説明したため、次女の職場に電話して事実確認をしたという。
13日に佐藤真署長から感謝状を受け取った城所さんは「(女性の)預金が被害に遭わなくてよかった」と笑顔。野口局長も「財産を守ることができてよかった」と振り返った。

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