松野前長官ら聴取「前代未聞だ」 立憲・長妻氏「自民党政治を終わらせる」政権交代を強調

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東京地検特捜部が松野前官房長官ら安倍派幹部4人から任意で事情聴取したことについて、立憲民主党の長妻政調会長は25日、「前代未聞だ」と述べた上で、「もう自民党政治を終わらせるべきだ」などと政権交代を訴えた。
関係者によると、特捜部が聴取した安倍派幹部は、松野前長官のほか、高木前自民国対委員長、世耕前自民参院幹事長、そして、塩谷元文科相の計4人。
国会内で記者団の取材に応じた長妻氏は、「政権中枢の幹部が、これほど多く事情聴取されたのは、前代未聞ではないか」と指摘し、「二度と政治と金の問題が噴出しないように、根本的治療をする必要がある」と述べた。
その上で、「派閥の問題を超え、自民党の問題になっている」として、「もう自民党政治を終わらせないと、日本の政治は展望が開けない」と、政権交代の必要性を強調。
さらに、「我々が政権を担うべく取り組んでいきたい」と意気込んだ。
一方、「表紙を変える動きも出てくると思う」と述べ、自民党内で「岸田おろし」が起きる可能性にも言及し、「表紙を変えただけでは変わらない。体質を変えるために、政治を大きく変える」と述べた。

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