元医学部生、二審も実刑 被告側控訴を棄却 千葉大集団乱暴事件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

千葉大医学部の学生が飲み会に参加した女性を集団で乱暴したとされる事件で、東京高裁は19日、集団強姦(ごうかん)罪に問われた元医学部生、山田兼輔被告(23)を懲役3年とした一審千葉地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。  朝山芳史裁判長は「犯行態様は卑劣で悪質。大学から放学処分を受けたことなどを考慮しても、量刑が重すぎて不当とは言えない」と述べた。  判決によると、同じ医学部の5年生だった吉元将也被告(23)=一審で実刑、控訴=と共謀。昨年9月20日深夜から21日未明にかけて、千葉市中央区の飲食店で女性を乱暴した。  事件を巡っては、山田、吉元両被告とは別の元医学部生が準強姦罪で、千葉大病院の元研修医が準強制わいせつ罪で、それぞれ執行猶予付きの有罪判決を受けて確定している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。