兵庫県内にある商業施設の駐車場で起きた、目を疑う犯行。その瞬間をドライブレコーダーが捉えていた。
12月7日午後8時半ごろの兵庫・豊岡市。車の持ち主が買い物をしていたところ、車に近寄ってきた男がフロントワイパーを折り曲げ破壊した。折ったワイパーをそのまま放置し、立ち去ったのだ。
被害男性:スーパーの店内で10分くらい買い物して戻ってきたら、車のワイパーがおかしいなと思って。見たらワイパーが折られている。
わずか10分ほどの間に受けた破壊行為。被害はワイパーだけではなかった。
被害男性:ナンバープレートはちょっと割れて、180度曲げられている状態。紙をふたつ折りしたような感じだったんですよ。やってくれたなって感じですかね。なんせ犯人には腹が立った。言いたいことがあるんだったら、面と向かって言うのが大人だと思うんですけどね。
異変に気づいた男性は、すぐにドライブレコーダーを確認し、警察に通報。映像に映っていた男はフロント部分のワイパーを破壊した上、前のナンバープレートを下から上に向け、半分に折り曲げたとみられている。
警察は事件の翌日、ドライブレコーダーの映像などから兵庫県内に住む会社員の男(28)を器物損壊の疑いで逮捕した。
調べに対し、男は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているという。(「イット!」12月13日放送より)