先月、神奈川県厚木市の介護施設で、入所者の86歳の男性に蹴るなどの暴行を加え、死亡させたとして、入所者の76歳の男が警察に逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、神奈川県厚木市の無職・神戸昭章容疑者（76）です。
神戸容疑者は先月16日、自身が入所している厚木市の介護施設で、同じ入所者の86歳の男性に対し、蹴るなどの暴行を加えて転ばせ、先月25日に搬送先の病院で死亡させた疑いがもたれています。
警察によりますと、男性の死因は脳挫傷だったということです。
取り調べに対し、神戸容疑者は「相手が勝手に倒れただけで、足を出したけど、蹴ってはいない。納得がいかない」と容疑を否認する一方、「施設でトラブルがあった」と供述しているということです。
警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、事件のいきさつを調べています。