女性のスカート内を側溝に設置したスマートフォンで盗撮したとして、兵庫県警に性的姿態撮影処罰法違反（撮影）容疑で逮捕された神戸市東灘区の無職男（３６）＝同罪で公判中＝が、「（道になりたい気持ちは）今でも変わりない」などと供述していることが５日、県警東灘署への取材で分かった。
同署などは同日、男についての捜査を終結したと発表した。側溝に設置したスマホでスカート内を撮影した性的姿態撮影処罰法違反（撮影）容疑や、側溝に入ってスカート内をのぞき見した県迷惑防止条例違反容疑の計４件を裏付けた。容疑を認めているという。
同署によると、男は９月８日～１４日までの間、同区内の地下道で側溝にスマートフォンを設置し、女性１２人のスカート内を撮影したり、同区内の側溝に入って女性のスカート内をのぞき見する行為を繰り返したりしたとされる。
男は、平成２５年６月に同区の甲南女子大近くの道路にある側溝内に潜り込み、通行中の女性のスカート内をのぞき見したとして逮捕された。２７年１１月にも、同様ののぞき見行為をしようとしたとして逮捕されている。
男は当時、警察の調べに「生まれ変わったら道になりたい」と話していたが、同署によると、今回の逮捕後の調べに「（その気持ちは）今でも変わりない」と供述したという。