田中元理事長「自白強要された」 日大背任損賠訴訟で主張

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日本大の田中英寿元理事長
日本大の付属病院を巡る背任事件で損害を受けたとして、大学側が田中英寿元理事長(76)=所得税法違反罪で有罪確定=らに計約11億1300万円の損害賠償を求めた東京地裁の訴訟で、元理事長側が「捜査機関に自白を強要された。(大学側が主張の根拠とする元理事長の)供述調書は事実と異なる」として請求棄却を求めていることが3日、訴訟記録で分かった。
元理事長は2021年、東京地検特捜部に逮捕、起訴された。取引業者からのリベートなどを税務申告せず、計約5200万円を脱税したとする所得税法違反の罪で22年3月、地裁で執行猶予付きの有罪判決を受け、後に確定した。

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