虎ノ門のビル放火、23歳逮捕 ナイフ所持疑い 現場にポリタンク

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29日午前10時20分ごろ、東京都港区虎ノ門2の虎ノ門ツインビルディング15階に入る原子力関連施設のセキュリティー会社「日本原子力防護システム」の従業員から「男がガソリンをまいて、火を付けた」と110番があった。警視庁の警察官が、現場にいた増田希莉斗(きりと)容疑者(23)=静岡県藤枝市志太4=をナイフを所持したとする銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。増田容疑者は、かつて同社の従業員だったと説明しているという。
【写真まとめ】騒然とする東京・虎ノ門 警視庁によると、現場にはポリタンクがあり、会社の入り口付近に灯油がまかれたとみられる。エレベーターホールのカーペットなどが焼けたが、けが人はいなかったという。増田容疑者はナタのようなものも所持しており「火を付けたのは間違いない」と供述しているという。 ホームページによると、日本原子力防護システムは1977年設立で、原発など原子力関連施設の防護システムの開発や施工、点検業務を手がけている。同社の担当者は取材に「火災の当時はオフィス内に30~40人の従業員がいたが、全員避難して無事だった」と話した。 ビル近くを通りかかった50代の女性は「男性が警察官に抱えられるように出てきた。表情は冷静に見えた」と話した。【菅健吾】
警視庁によると、現場にはポリタンクがあり、会社の入り口付近に灯油がまかれたとみられる。エレベーターホールのカーペットなどが焼けたが、けが人はいなかったという。増田容疑者はナタのようなものも所持しており「火を付けたのは間違いない」と供述しているという。
ホームページによると、日本原子力防護システムは1977年設立で、原発など原子力関連施設の防護システムの開発や施工、点検業務を手がけている。同社の担当者は取材に「火災の当時はオフィス内に30~40人の従業員がいたが、全員避難して無事だった」と話した。
ビル近くを通りかかった50代の女性は「男性が警察官に抱えられるように出てきた。表情は冷静に見えた」と話した。【菅健吾】

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