堀容疑者、自宅から怒鳴り声も=「近寄り難い印象」と近隣住民―18歳女性遺体

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山梨県内の山林で東京都江戸川区の野本結梨香さん=当時(18)=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で28日に逮捕された堀俊哉容疑者(30)は、千葉県八千代市の自宅アパートで夏ごろまで妻や3人の子どもと暮らしていた。
近隣住民は「近寄り難い印象だった」「怒鳴り声が聞こえた」などと語った。
近くに住む男性(49)によると、堀容疑者は3年ほど前に家族で引っ越してきた。あいさつをしても会釈が返ってくる程度で、「コミュニケーションが得意ではないのかなと思っていた。近寄り難い印象だった」と振り返る。
同じアパートに住む女性(31)は堀容疑者の怒鳴り声をたびたび耳にしていた。「男の子の泣き叫ぶ声と、『うるせえんだよ』『早く泣きやめ』といった怒鳴り声が聞こえた。頻度が高いなと思っていた」と話した。
女性は8月ごろ、堀容疑者の妻が車に布団を積み込み、出掛ける様子を目撃。以来、アパートで妻や子どもを見掛けることはなかったという。
近隣の男性は、堀容疑者から「防水屋を経営している」と聞いていた。6月ごろには短期間で2度、車を買い替えていたといい、「買ったばかりなのに何で乗り換えたんだろうと思っていた。事件が関係しているのか」と首をかしげた。
男性は、逮捕前日と前々日、堀容疑者を訪ねてきたとみられる男性とアパートの前で話している姿を見掛けた。「ごく普通の様子だった」と話した。

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