光熱費が年間約13万円浮いた。太陽光パネルを自宅にあとづけした1年後をレポート

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上がり続ける光熱費対策として、今住んでいる家に太陽光パネルをあとづけするという方法があります。1年前にこの工事をした日刊住まいライターが、工事費用から年間の電力収支までレポート。3.9kWのパネルを設置し、かかった費用は補助金を差し引くと約65万円に。発電量は、メーカーのシミュレーションより3割多く、光熱費が年間約13万円浮いた計算になりました。暑さや寒さをガマンしない暮らしもできるようになり大満足です。
筆者は妻と子ども2人(10歳と6歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。
新築時には太陽光パネルを導入しませんでした。高気密高断熱にこだわったので、光熱費のことはあまり心配しなくていいと思ったからです。
しかし、その思惑ははずれ、光熱費はそれなりにかかります。その対策として、2022年9月にあとづけで太陽光パネル設置をしました。
太陽光パネルを使用して丸1年経過しましたが、大満足の結果となっているので紹介していきます。

設置したのはシステム容量3.9kWのタイプ。導入費用は工事費込みで81万4000円でした。住んでいる自治体で補助金があり、15万6000円の補助が出たので、実質の導入費用は65万8000円でした。
導入を検討する際、背中を押してくれたのが、メーカーの資料にあった発電のシミュレーションです。買電と自家消費する分を合わせると、7年程度で元が取れる計算になっていたからです。しかし、当初は、本当にこのシミュレーションどおりにいくのか非常に不安でした。

ちなみに工事は、パワーコンディショナー、送信機、太陽光ブレーカーを設置する電気工事で1日、屋根に太陽光パネルを設置するに1日で終了しました。
※補助金については各自治体により異なります。ご自身でお調べください
上が導入時にメーカーから提示された年間の発電シミュレーションです。年間で4285kWhの想定でした。

こちらは想定発電量と実際の発電量を並べたものです。天気にも左右される面はあると思いますが、すべての月においてシミュレーションを超える発電量となっています。
年間の想定発電量が4285kWhのところ、実際には5569kWhと約30%も多く発電してくれました。これはかなりうれしい誤算です。

こちらは実際の売電価格と自家消費した電力量の表です。筆者のケースでは売電単価が17円。ですから1kWhあたり17円で計算しています。
自家消費については、各月で電気代の単価は異なりますが、ならすと30円程度だったので、kWhあたり30円で計算しています。太陽光発電がなければ、電気を購入しているので、自家消費分も削減できたことになりました。
結果として、発電された電気の売電金額が年間で 5万4706円。自家消費金額が7万5990円。合計で約13万円となりました。このペースでいけば5年で、初期費用が回収できる計算に。導入時の想定よりも早く回収ができそうです。
導入時には、シミュレーションどおりにいかず、元が取れない結果になったらどうしよう、と不安だったので、この結果には大満足です。
太陽光発電で得られる経済的メリットにも満足ですが、暮らしも快適になりました。
太陽光パネルを導入する前には、夏は暑くてもエアコンの設定温度を少し高めに設定する、冬は寒くてもエアコンの設定温度を少し低めにと、電気代を気にしていました。しかし、それが気にならなくなりました。とくに日の出ている日中は、発電してくれているので、その傾向が強いです。
なるべく夜の電力を買わずに、発電した電気で家事ができるよう工夫も。たとえば食洗機や洗濯機は、タイマーで日の出ている時間帯に稼働するようにしています。トータルで電気代を圧縮できるよう、考えるのも楽しいです。
これから年数がたつにつれて発電効率が低下しないか、故障が発生しないかなど気になる点はあります。しかし、あとづけで太陽光パネルを導入してよかったと思っています。

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