「今井絵理子感謝祭2023INVITATON」
今井絵理子参議院議員がポーズを取りながら、白い歯を見せて微笑んでいる。11月初旬、自民党議員たちの事務所ポストに今井の政治資金パーティーの案内状が投函された。ある議員秘書が冷ややかに言う。
「政治家のパーティーにこんなタイトル、舐めてますよ。しかも、INVITATION(招待)のスペルも間違っている。いまだにおバカなアイドルの気分なのでしょうか」
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’21年暮れに「第一回感謝祭」を開催。約300人が集まり盛況だったため、2年ぶりに「第二回」を開催する運びとなった。
「秘書が『まともなタイトルをつけるべきだ』と進言したのですが、本人が頑なに『このスタイルがウケるの』と聞き入れなかったそうです」(自民党関係者)
会費は飲食の提供なしで2万円。アイドルライブのような会費に、「せめて握手券をつけろ」(自民党中堅議員)と、揶揄する声も上がった。
冷ややかな視線が向けられるなか、それでも11月14日、感謝祭が開催された。会場のニッショーホールには派閥会長の麻生太郎副総裁や、後見人の山東昭子前参議院議長が姿を見せ、最後に今井が自身の持ち歌である「なんくるないさぁ」を歌うなど盛会となった。出席こそしなかったが、発起人には岸田文雄首相も名を連ねていた。これに前出の自民党中堅議員が眉をひそめる。
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「エッフェル塔の前でふざけたポーズで記念撮影して大炎上した自民党女性局の『フランス研修』には、今井さんも参加していました。実はその研修に関する報告書がいまだに提出されていないのです。本来であれば、総理は説明責任を果たすよう指導する立場。それをやらずに発起人に名を連ねるなんて、岸田さんもどうかしていますよ」(前出の自民党中堅議員)
不祥事を忘れるスピードだけはアッパレだ。
「週刊現代」2023年11月25日号より
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今井議員の感謝祭では発起人に名を連ねた岸田総理だが、支持率は低迷し追い込まれつつある。関連記事『岸田総理の「味方」だったはずの「財務省」がまさかの裏切り…!「年内解散」「所得税減税」を封じた「すべての黒幕」の名前』を読む。