京アニ裁判 検察と弁護側の鑑定医が証言 鑑定結果で食い違い

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京都アニメーション放火殺人事件の裁判で、青葉真司被告の精神鑑定をした2人の医師が出廷し、鑑定結果の食い違いについて証言しました。
青葉被告の精神鑑定を巡っては、起訴前に検察側の依頼で鑑定した医師が、「被告の妄想は事件にはほとんど影響していなかった」と結論付けました。
一方、起訴後に弁護側の依頼で鑑定した医師は「重度の妄想性障害」と診断し、「妄想と京アニに応募した作品の落選が、犯行動機に大きく関係している」と指摘しています。
30日は2人の医師がそろって出廷し、検察側の鑑定医は「被告の妄想は現実行動にほとんど影響していない」と改めて述べました。
また、弁護側の医師は「(京アニに自身の作品を)盗用されたと思っているので犯行が起きた」と指摘しました。

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