発砲音や悲鳴の録音を再生 医師射殺立てこもり公判、埼玉

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埼玉県ふじみ野市の住宅で昨年1月、医師らが散弾銃で撃たれ死傷した立てこもり事件の裁判員裁判が30日、さいたま地裁であり、殺人などの罪に問われた渡辺宏被告(67)が録音した当時の音声データが再生された。発砲音や悲鳴など騒然とした様子が記録されていた。
音声は約25分。冒頭、前日に亡くなった母親の弔問に訪れた医師らに対し、渡辺被告とみられる男の声で「再生する淡い期待がある」と蘇生措置を求める発言があった。その後、「バン、バン」と銃声がし、悲鳴や逃げるような足音が続く。さらに「痛い。助けて」「110番してください」などと男女が叫んだ。

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