セクハラ報道の公明・熊野氏が議員辞職 「事実認めたわけではない」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

公明党は30日、知人女性にセクハラ行為をしたと報道された党所属の熊野正士参院議員(57)=比例代表=が辞職願を参院議長に提出し、辞職が許可されたと発表した。石井啓一幹事長は「公明党所属議員が議員辞職に至ったことについて、党員・支持者、国民の皆様にあらためて深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。
公明、文芸春秋と新潮社を提訴 セクハラ疑惑隠し報道は「名誉毀損」 セクハラ疑惑は、8日発売の週刊文春と週刊新潮が報じた。被害女性による告白として、熊野氏が女性の尻を触ったほか、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で性的なメッセージを繰り返し送ったとの内容。

石井氏は30日の記者会見で、熊野氏が「本当に申し訳ない」と語ったと明らかにする一方、「本人は週刊誌報道を事実として認めて辞職したわけではない」とも語った。 同党の山口那津男代表は同日、尾辻秀久参院議長らと国会内で面会し、「誠に申し訳ない。襟を正してしっかり立て直していく」と語った。 熊野氏の辞職に伴い、2022年参院選の公明比例名簿に基づき、元環境政務官の宮崎勝氏が繰り上げ当選する見通し。【畠山嵩】
セクハラ疑惑は、8日発売の週刊文春と週刊新潮が報じた。被害女性による告白として、熊野氏が女性の尻を触ったほか、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で性的なメッセージを繰り返し送ったとの内容。
石井氏は30日の記者会見で、熊野氏が「本当に申し訳ない」と語ったと明らかにする一方、「本人は週刊誌報道を事実として認めて辞職したわけではない」とも語った。
同党の山口那津男代表は同日、尾辻秀久参院議長らと国会内で面会し、「誠に申し訳ない。襟を正してしっかり立て直していく」と語った。
熊野氏の辞職に伴い、2022年参院選の公明比例名簿に基づき、元環境政務官の宮崎勝氏が繰り上げ当選する見通し。【畠山嵩】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。