男女でバイク走行中に衝突事故 負傷した仲間助けず立ち去り死亡 6人を書類送検 三重・松阪市の交差点

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三重県松阪市内の交差点で、男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、警察は29日、道路交通法の違反や証拠隠滅などの疑いで男女6人を書類送検しました。
この事件は8月15日、松阪市町平尾町の無職・宮前友洋さん(44)が交差点で血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡したとして警察が捜査していたものです。
警察によりますと、事件当日の夜、男女6人が宮前さんとともにバイク4台に分乗して移動していた際、宮前さんの運転するバイクが仲間のバイクに追突して転倒し、宮前さんが頭を強く打ち負傷したということです。
その後、追突されたバイクを運転していた塗装業の男は、救護する措置や警察への届け出をせず、他の男女5人は宮前さんのバイクを現場から持ち去ったり、現場に来た警察官にうその届け出をした疑いがあるとして、警察は6人を書類送検しました。
このうち5人は、警察の調べに対し「やったことに間違いはない」と話しているということですが、証拠隠滅の疑いがある男1人が「被害者に責任があり自分たちにはない」と容疑を否認しているということです。

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