【独自】別荘の“空き家”問題を取材中に刃物を持った不審者に遭遇…警察が包囲する緊迫の瞬間

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不審な人物が、“空き家”状態の別荘に無断で侵入するトラブルが相次いでいると聞き、茨城県鉾田市に向かった「めざまし8」取材班。
取材スタッフ「すみません、どなたかいらっしゃいますか?」男性「え?はいよ~」
“空き家”状態になっている別荘をのぞくと、中から刃物を持った男性が現れました。
取材スタッフ「ごめんなさい、失礼します」男性「いいのか?」
取材スタッフ「刃物持ってる…」
“空き家”問題の今を取材しました。
バブル期に、海岸に面する別荘地として人気を博していた、茨城県鉾田市。
眼下に広がる美しい海岸線とは裏腹に、海沿いの道には壁が崩れ落ち、中が丸見えになっている家や、骨組みがなくなり原形をとどめていない、“空き家”らしき建物が何軒も並んでいます。
かつては茨城県の旧「大洋村」と呼ばれ、別荘地として栄えていましたが、今はその頃の面影を見ることもできません。
鉾田市によると、市内には、2847戸の“空き家”があり、その約8割が別荘地に建っているといいます。
地元の不動産会社によると、40年ほど前に購入した人たちが高齢化。別荘の管理が難しくなり、売却も難しい状態になっているといいます。管理が行き届いていないため、倒壊の恐れもある家も少なくありません。
取材班が、鉾田市に別荘を持つ横澤信盛さんを訪ねると、所持している別荘に変化があったといいます。
横澤信盛さん:侵入者がいたということですかね。不法侵入者ですね、私からしたら。
約30年前に横澤さんの父親が購入したという別荘。今年の7月、約4年ぶりに訪れてみると、知らない男性が、無断で寝泊まりしていたというのです。
横澤信盛さん:いや、いや、いや、住んでいるですもん。不法侵入で入って、住んでるって…。いるのを目撃したというか、寝床はあるし、そこで寝泊まりというか。(不法侵入したのは)何でかと聞いたんですけど、「ここが居心地いい」と。冗談じゃないって話ですよね。
すぐに警察に通報し退去させ、防犯カメラを設置しましたが、その後も不法侵入者は後を絶ちません。さらに、横澤さんによると、不法侵入者は1人だけでなく複数いるといいます。
取材班が、引き続き“空き家”の取材を続けていると、思わぬ事態に遭遇することになりました。
訪れたのは、庭に草が大量に生えた白い壁の別荘。取材スタッフが、「どなたかいらっしゃいますか?」と声をかけると、男性が中から出てきました。
取材スタッフ「すみません、ちょっと失礼します、フジテレビですけども」男性「なんや?あ?」取材スタッフ「ごめんなさい、失礼します」男性「いいのか?」
男性の手に刃物が握られていることに気がついたスタッフは、危険と判断してその場を離れました。
しばらく付近で取材をしていると、先ほどの男性が歩いてきました。意を決して声をかけます。
取材スタッフ「何度も申し訳ないです、あの家の所有者の方ですか?」男性「ああ」取材スタッフ「ずっと住まれているんですか?」男性「30年」
取材班の問いかけに対して、「家の所有者であり、30年住んでいる」と主張する男性。しかし、午後6時頃、事態は急展開を迎えます。
先ほどの別荘に、2台の警察車両が向かっていきます。警察車両には少なくとも4人の警察官の姿が。
車から降りてきた警察官は、手に長い棒や盾といった厳重な装備で、別荘の周りを取り囲みました。
警察「こんばんは。誰かいますか?警察です。こんばんは。入るよー」
警察が別荘の中に入って、約5分後。警察官と共に出てきたのは、先ほどの刃物を持っていた人物でした。抵抗するような様子はありません。
その顔には、笑みを浮かべているようにも見えます。
実は、男性を不審に思った取材スタッフが、所有者に「不審な人物がいる」と連絡。その後、所有者が警察に通報していたといいます。
増え続ける“空き家”と、不法侵入。有効な手立てはあるのでしょうか?(めざまし8 10月24日放送)

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