フジテレビが謝罪 バレー男子開幕戦でカメラワイヤー切断事故 観客に接触、中断12分「ご迷惑、ご心配を」原因は確認中

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フジテレビは2日までに、9月30日に代々木第一体育館で行われた男子のパリ五輪予選、日本-フィンランド戦において、コート上のカメラを吊るすワイヤーが切れ、約12分間異例の中断となった問題についてホームページで謝罪した。
「日本対フィンランドにおいて、フジテレビが放送のために使用していたケーブルカム(4本のワイヤーで上空に固定されている吊りカメラ)のワイヤー1本が切れ、試合が12分ほど中断しました。また、切れたワイヤーが観客に接触する事態が発生しました」と報告。「選手ならびに関係者の皆さま、会場で観戦されていた観客の皆さま、放送をご覧いただいていた視聴者の皆さまにご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪し、「原因については現在、確認中ですが、10月1日(日)よりケーブルカムを使用せずに放送しております」と、説明した。
当日は第3セット途中でワイヤーが1本切れた影響でカメラがネットの少し上まで下がってしまい、会場が騒然となった。プレー続行が不可能となり、バレーボールの試合では異例の中断。ウォーミングアップを経て再開となった。ハプニング前にも、石川のサーブがワイヤーに当たるなど、会場の設備面に不備があったことは否めず。だが、石川は「どんな状況にも対応しないといけない」と語り、西田も「試合に支障があるのは、それは僕たちだけの問題じゃない。自分たちがそういう何かできるわけじゃなく何とも言えない」と語るにとどめていた。

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