乳がん闘病中に誘われ断った合コン「禿げ頭で、黒ずみ浮腫んだ姿」

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ケアブランド『KISS MY LIFE』を手掛ける株式会社TOKIMEKU JAPAN代表の塩崎良子さんがオフィシャルブログ「死をポケットに入れて」を開設。33歳の時に罹患した若年性乳がんの闘病経験についてつづっている。
■平気だと思っていた抗がん剤治療
8月29日更新のブログでは、初めての抗がん剤について開始前は「とてつもなく怖いイメージ」しかなかったものの、いざ投与を開始すると「抗がん剤が体に入った感覚なし。胸のしこりに触れてみたが、特に変わった様子もなし」だったため「思ったより平気じゃ~ん。楽勝っ~!!」と思っていたと回想。しかし、数時間後には「トイレにくのも、這いつくばらないといけないほど目が回る」(原文ママ)「身体がちぎれそうに痛い」と副作用に見舞われたことを明かした。
■見失った自分の価値
9月22日更新のブログでは、抗がん剤治療を開始して数か月後に合コンに誘われた際のエピソードを公開。がん闘病の真っただ中「禿げ頭で、黒ずみ浮腫んだ姿で行けるわけがない」と思い、断ったことを振り返った。その時は「私の価値って、なんなんだろうか」「『死ぬかもしれない女』を選ぶなんて客観的にみてリスク高すぎだよ」とネガティブになったことを回想。闘病中に家族や友人に対して「『ごめんねぇ、ありがとう』この言葉を何百回、発しただろうか」と振り返り「自分の価値は、行方不明だった」とつづった。

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