税金1500万円分のごみ袋余る 新しいごみ袋の発注怠り大量の在庫が発覚 北海道室蘭市

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北海道室蘭市は去年4月、指定ごみ袋を1リットルあたり2円から3円に値上げし、袋のデザインを変えました。
しかし、市の職員が新しいごみ袋の発注作業を怠り、ことし11月末ごろまで在庫不足になることが判明しました。
この代替措置として、すでに販売終了した旧ごみ袋を使うことにしましたが、大量の在庫を抱えていることがわかりました。
保管されていた旧ごみ袋は、約167万枚で約1500万円分にも上ります。
市は値上げ前に、市民が旧ごみ袋を買いだめすると予想し多く発注していましたが、「駆け込み需要」は起こらず、大量に売れ残ったということです。
市は在庫切れの代替措置として、20日から旧ごみ袋の販売を始めましたが、使うのは約30万枚で残る旧ごみ袋をどうするのかはまだ決まっていません。
室蘭市は「ボランティアの清掃活動に使うなど、今後、活用方法を検討していきたい」と話しています。

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