夫に「もう女性と見られない」と告げられた34歳の妻。夫の同級生に口説かれ…

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もし妻が望んで他の男に抱かれていたとしたら――。今、夫婦が良好な関係を続けるために、旦那公認の「性の外注」が増えている。レス解消の新しいカタチに迫った。
●中澤亜紀さん(仮名・34歳)結婚歴/5年 外注頻度/月8回夫とは、性の不一致以外は趣味も価値観も相性抜群。性欲だけは夫で満たせないため、友人に週2ペースで抱いてもらう
◆「君を抱きたい」と口説く夫の同級生と……
「夫とは交際期間を含めて8年間ほどレス。恋人から“戦友”のようになるなかでも、私自身の性欲はずっとうずいていた。でも、恥ずかしくて『抱いて』なんて言えなかった……」
そう告白するのは、結婚5年目の中澤亜紀さん(仮名・34歳)。“子づくりよりも仕事”を優先した共働き夫婦。週末は一緒に家庭菜園を楽しむなど、性生活以外の関係は良好だ。
◆「浮気できない」と断ったが
その発端となったのは、2人の友人を招いたホームパーティでのこと。
「夫の高校時代の同級生に、『君を抱きたい』とアプローチされました。彼は独身で内村航平似のなかなかのイケメンで、ストレートな言葉に驚くとともに、私のなかで性欲にともった感覚があったのも事実。でも、浮気はできないと思い断っていました」
◆夫から「夫婦が続くならいいよ」
しかし、誘いから1か月たっても亜紀さんの脳内では、彼の誘いの言葉が何度も反復していた。そして……。
「もちろん、夫のことは愛している。だから『あなたが抱いてくれたら解決する問題だけど』としたいことを打ち明けました。しかし、答えは『もう女性と見られない』。ショックだったけど、仕方ない。だから彼の話をしたら、『僕も君を愛しているから、離婚はしたくない。アイツに抱かれて、夫婦が続くならいいよ』って認めてくれました」
◆彼に対して愛情はない
夫婦間で「抱かれる日を教えない」「抱かれた内容を教えない」など、感情に起伏が生まれないように配慮のルールは決めた。
そして8年ぶりの行為は亜紀さんに「生きる喜び」を与えてくれたという。ただ、彼に対して愛情はないと話す。
「している最中こそは感情は高まるけれど、終わったら消える。やっぱり性の不一致以外は、夫のほうが合うんです。現在は月8回ほどお願いしていて、本当に気持ち良さを外注している感じです」
夫に対して確かに愛情はもっている、と話す亜紀さん。性の外注は2人の夫婦仲をつなぎとめる手段でもあるようだ。
取材・文/週刊SPA!編集部※週刊SPA!9月27日発売号より

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