京アニ初公判 「当時はこうするしかないと…」丸刈りの青葉被告、つぶやくような声で供述

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令和元年に36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ放火殺人事件で、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判が5日、京都地裁で始まった。
青葉被告は丸刈りでマスクを着用、車いすに乗って出廷した。全身やけどで一時瀕死の状態となった被告の顔には、やけどの痕らしきものが見えた。
車いすを押されて入廷し、傍聴席に目を向けることはなかった。
「事件当時は、こうするしかないと思っていました。こんなにたくさんの人が亡くなるとは思っておらず、現在ではやり過ぎたと思っています」
起訴状の朗読に続く罪状認否で事実関係を認めた青葉被告。つぶやくような、ぼそぼそとした声で話した。

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