20歳サバ読み〈勉強を教えてあげるね〉と誘い…42歳男「女子中学生を監禁わいせつ」戦慄の犯行手口

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

〈勉強を教えてあげるね〉
男はSNSを通じてメッセージを送り女子中学生を誘い出したという。20歳も年齢を偽って――。
埼玉県警大宮西署は8月28日、わいせつ目的誘拐や監禁などの疑いで同県吉川市に住む会社員・宮川悠樹容疑者(42)を逮捕した。SNSで知り合った女子中学生Aさんを自宅アパートに監禁。身体を触るなどのわいせつ行為をしたとされる。
「事件が起きたのは今年6月24日です。宮川容疑者とAさんは、その2~3日前からメッセージのやりとりをしていました。宮川容疑者は〈勉強を教えてあげる〉と、同日午後1時ごろJR大宮駅近くの路上に誘い出します。宮川容疑者は自身の運転する軽自動車にAさんを乗せると自宅アパートへ。夕方6時ごろまで監禁し、わいせつな行為をしたとされるんです。
Aさんが解放されたのは夜9時前でした。ただならぬ娘の様子を不審に思った母親が、Aさんを連れて警察に相談。SNSのやりとりや防犯カメラの映像などから、宮川容疑者の犯行が発覚します。調べに対し宮川容疑者は『10代の少女に興味があった』と供述。一方のAさんは『イヤだったが恐くて断れなかった』と話しているそうです」(全国紙社会部記者)
近年SNSを通じて見知らぬ人間と知り合い、Aさんのような若い女性がトラブルに巻き込まれるケースが増えている。以下に主な事例を紹介したい。
・’19年5月、30代の男が自殺願望のある女子中学生にSNSを通じて〈相談相手になる〉などと返信。女子中学生を自宅に監禁すると、顔面を殴るなどの壮絶な暴行やわいせつ行為を繰り返した。
・‘20年10月、20代の男が家出願望のある10代後半の女性とSNSを通じて知り合う。言葉巧みに女性を勧誘。親族の管理する空き家に5ヵ月も監禁した。
・’22年10月、SNSで自殺願望をほのめかした女子中学生に20代の男が接触。自宅へ連れ込みわいせつな行為をしたうえ、自殺をほう助したとされる。
宮川容疑者を逮捕した大宮西署は、〈不用意に不特定の人と会うのは犯罪被害に遭う可能性が高く危険〉と注意を喚起している。SNSの甘い誘いは、事件の端緒となりうることを強く意識すべきだろう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。