0歳児置き去り死、室温約50℃に達していたか…警察が車内の温度の上がり方など検証 北九州市

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北九州市の商業施設で26日、0歳児が車の中に置き去りにされ死亡した事件で、車内の温度が約50度に達していた可能性があることが分かった。
29日、午前10時。福岡・北九州市の折尾警察署で、検証が行われていた。車内のエアコンが切られ、当時の温度の計測が始まる。
生後10カ月の中山喜寿生(きずき)ちゃんは8月26日、商業施設の駐車場で、両親の勘違いで午前10時ごろから約2時間半にわたって車内に置き去りにされたあと、死亡しているのが見つかっていた。喜寿生ちゃんの死因は、脱水症状や熱中症だったとみられている。
検証で警察は、車を事故当時に向いていた方角に駐車し、日の当たり方なども含めて再現。エアコンを切って2時間半後に捜査員が車内の温度を調べると、約50度に達していたという。
警察は喜寿生ちゃんの両親について、保護責任者遺棄致死の疑いも視野に、引き続き捜査している。
(「イット!」8月29日放送より)

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