仮面夫婦から一転、「仲良し夫婦」になった妻たちが“離婚決断の前に”実践していた3つの秘策

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「離婚するしかないのかな……」「もう別れたほうがいいのかも」。そんなふうに、現状の夫婦関係を悩みすぎると、自分でも離婚か修復か、よくわからなくなる瞬間があります。
今のパートナーと別れたほうがいいのか、修復したほうがいいのかで迷ったとき、決め手になるのは次の3つのポイントです。離婚を決める前にこの3つのポイントにしたがって行動したことで、夫婦関係が修復したケースも少なくありません。
ポイント1. 相手の気持ちを確認する離婚か修復かで迷っているときに、いちばんやってはいけないのが「もう別れたいの」「離婚するしかないと思う」というように、こちらから一方的に離婚を切り出すことです。本当に別れたいと思っての発言ならまだしも、そう切り出すことによって相手の気持ちを確かめたいならなおさら、自分から「別れたい」「離婚しよう」とは言ってはいけません。
なぜなら、突然「別れたい」「離婚しよう」と言われた相手は、必ずといっていいほどプライドが傷つきます。そんなつもりではなかったとしても、「わかった、別れよう」「離婚したいと思っていた」などと応戦してくるケースも多く、もしもそのまま離婚へと話が進んだ場合、ドロ沼化するリスクもおのずと高まります。
そうならないためにも、まずは相手の気持ちを確かめることが最優先事項です。具体的には、「私は今の夫婦関係をなんとか改善したいと感じているのだけれど、あなたはどう思っているの?」という聞き方で相手の気持ちを確認しましょう。
「うまくやっていきたい」という前提のもとに問いかけるアプローチで、夫婦が本音で話し合える雰囲気づくりをするのが得策です。
ポイント2. 半年間「いい奥さん」に徹する別れたいと思ってから最低でも半年以上は、「いい奥さん」を演じてみることで新たな道が拓けることもあります。つまり、もう一度だけ夫婦関係が改善するような努力をする、ということです。
とはいえ、いきなり「いい奥さん」を演じるのは抵抗がある人も多いでしょう。そこで、まずは「いい奥さん」を演じるためのモチベーションを高めるために、これまでの夫婦生活で楽しかったことやよかったことを振り返ります。
「初めて二人で一緒にいった旅行であんなことがあったな」「そういえば、あのお店で食事をした時、楽しかったな」「なんだかんだいっても、子どもを授かれてよかったな」というように、「これまでの結婚生活があるからこそ、今の自分がいるんだ」と思える方向に、自分の気持ちを持っていくようにします。
すると、自然に「どうせ別れることになるのだとしても、せっかく縁あって夫婦になったのだから、最後くらい『いい奥さん』になってみよう」という気になるでしょう。夫に優しく振る舞うことも苦ではなくなるはず。
ポイントは「相手のために」良妻を演じるのではなく、今の結婚生活を後悔しないよう「自分のために」努力をする、ということ。限界を感じても逃げずに向き合って努力したことは、結果がどうあれ、その後の自分の人生に必ずいい影響を与えるものだからです。
ポイント3. 夫の小さな変化を見逃がさないもしも、妻が本気で夫婦関係に悩んでいると気づき、「これはなんとかしないとマズい事態になるな」と危機を感じた場合、多くの夫はそこではじめてこれまでの言動を変えようとします。
たとえば、「少しだけ早めに帰宅するようになった」「子どもの世話を少しだけ積極的に見るようになった」「休日の食器洗いだけはするようになった」というような、妻にとってみればささいなことだとしても、夫にしたら「以前の自分と比べたら相当歩み寄っている」と思い込んでいるもの。
その夫の小さな努力を、妻は見逃がさないようにすることがコツです。
夫の小さな変化に気づくことができれば、「この人なりに、夫婦関係を維持する努力をしているつもりなんだな」「別れるのがイヤだから、こんなふうに頑張ろうとしているのかもしれない」などと、相手のことをポジティブな視点で見られるようになります。
すると、これまで許せなかったことも、「もう少し大目に見てあげてもいいのかな」という気持ちが生まれるはず。そんな寛容な妻の振る舞いに、夫もほっと胸をなでおろし、今までの自分を反省するきっかけにするのです。
大事なのは「相手ではなく、自分のため」に行動すること「離婚すべきかどうか?」で迷った時は、今回ご紹介した3つのことを試してください。それでも何も変わらなければ、次のステージに進む準備をはじめましょう。
気まずくなった夫婦関係を修復していくのか別れるのかを最終的に決めるのは相手ではなく、自分です。だからこそ、成り行きにまかせるのではなく、「私はここまでがんばった」と胸を張って言えるような努力をするのは欠かせないプロセス。
その結果がどうなるにしても、自分を大切にするために努力を怠らなかった人には、必ず幸せが待っているものだからです。

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