首都高で時速108キロ集団暴走「ルーレット族」6人逮捕、50歳も

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首都高速環状線で集団暴走したとして、警視庁交通執行課は25日、道路交通法違反の疑いで、東京都多摩市鶴牧、無職、青木創容疑者(21)と千葉県袖ケ浦市袖ケ浦駅前、溶接工、藤井剛志容疑者(50)ら男6人を逮捕した。いずれも首都高を高速で周回する「ルーレット族」とみられるという。

逮捕容疑は今年3月21日午前2時すぎ、最高速度50キロの千代田区内の首都高速都心環状線で、約1・5キロにわたり平均時速約108キロで走行し、危険を生じさせたとしている。

青木容疑者ら5人が暴走していたところ、面識のない藤井容疑者が「あいつらの運転はへただ」などとして車列に加わったとみられる。青木容疑者ら5人は容疑を認め、藤井容疑者は認否を留保している。

捜査関係者によると、事件当時、周辺には一般のトラックなども走行。事故はなかったが、急ブレーキをかけて積み荷が崩れた車両もあった。6人の中には20~21日にかけて環状線を8周した者もいたという。

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