世界遺産・東大寺に「落書き」 扉に“ネコ”?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

世界遺産・東大寺。寺の関係者が指さす先にあったのが、とがった耳に丸い顔をした“ネコ”のような落書きです。
落書きがされていたのは、国指定の重要文化財・二月堂参籠(さんろう)所の一部、「食堂」の木製扉です。
縦43センチ、横30センチほどの落書きは、指を強く押し当てて書かれたようなもので、木材が白く変色してしまっているのが分かります。
付近は24時間誰でも立ち入ることができ、3日午前6時ごろ、参拝者が気づいて寺の職員に届け出たということです。
東大寺執事長 上司永照さん:「傷を付けるというのか、絵を描いてしまう、こういうことは残念なことです。文化財に限らず、物を大事にしていただきたい」
警察は、文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。