ススキノ首なしでまたおぞましい話 自宅で恐怖の記念撮影動画

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札幌・ススキノのラブホテル一室で男性(62)の首なし遺体が見つかり、札幌市内の一軒家に住む無職田村瑠奈容疑者(29)とその両親が死体損壊などの疑いで逮捕された事件で、またおぞましい話が発覚した。殺害シーンを撮影した動画に続き、自宅に持ち帰った男性の頭部を撮った動画も押収されていたことが3日分かったのだ。一体何のために…。 撮影場所は頭部を保管していた自宅2階の浴室。何者かが手袋をし、頭部を触っている様子も写っていたという。最初に報じた北海道新聞は「瑠奈容疑者が男性の頭部と写る動画」としている。
田村家の前には以前からクーラーボックスがいくつも積まれていた。また事件発覚の数日後、精神科医の父親・修容疑者(59)が近所のコンビニで袋詰めの氷を10袋も買ったとの店員証言が報じられていたが、「家宅捜索時、頭部は冷凍保存でも氷漬けでもなく、浴槽で腐敗していたと聞いている」と明かすのは事件関係者だ。
「家の中は捜査員が入れないほどのゴミ屋敷状態で“密閉”されていたとはいえ、すごい臭いだっただろう。頭を持ち帰ってから逮捕までの約3週間、田村一家はシャワーなどどうしていたのか。北海道とはいえ7月は結構蒸し暑かったし、入浴しないわけにはいかないだろう。まさか頭と一緒に!?」(同)
ホテルでも自宅でも動画はスマホでの撮影とみられる。瑠奈容疑者のスマホは押収済みだが、両親と被害男性のスマホの行方については、明らかとなっていない。
両親も自宅での撮影に関わっているのか。瑠奈容疑者の祖父はテレビなどの取材に対し、修容疑者は血が苦手で外科医を断念し、精神科医になったと明かしていた。
一方で母親の浩子容疑者(60)は、ホラー漫画家・楳図かずお氏の出世作「へび少女」のノベルティーグッズを“お宝”で大事にしていたほか、“虫好き”でもあった。「お互い虫が好きで意気投合した近所住人によれば、ゲンゴロウを育てたり、真っ黒な蛾の幼虫を平気で腕にはわせるような人」(同)だという。
いずれにせよ、頭部を切断していることだけでも猟奇的なのに、殺害の様子を動画で撮影するだけでなく、自宅に持ち帰った頭部と撮影とは常軌を逸している。瑠奈容疑者は被害男性とトラブルがあったとされているが、それによる強い恨みゆえなのか。それとも別の事情があるのか。新情報が出るたびに謎が生まれる事件だ。

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