自転車の交通違反に「青切符」検討 警察庁 事故増加で

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自転車による交通違反が問題になる中、警察庁は、自転車の違反者にも反則金の支払いを求める、いわゆる「青切符」の導入を視野に、有識者検討会を設置した。
警察庁によると、自転車と歩行者の事故は2年連続で増え、2022年は2,905件にのぼった。
悪質な違反への取り締まりも強化され、2022年は2万4,549件が摘発され、10年前に比べて3倍以上に増えた。
これまで自転車の違反は、刑事責任が問われる、いわゆる「赤切符」の対象で、手続きに時間がかかる一方で、起訴されるのは、1~2%だった。
今回は、自転車も車や電動キックボードと同じく、行政処分として反則金の支払いを求める、いわゆる「青切符」の導入などを検討する。
対象年齢は16歳以上となっている電動キックボードも参考にし、年内に提言をまとめる見通し。

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