映画「バービー」の犖暁騒動 国内の配給元が迅速謝罪した背景

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本で8月11日公開の映画「バービー」の公式X(ツイッター)が7月31日、「映画『バービー』のSNS投稿について」という文書をアップし、謝罪した。すでに公開されているアメリカの公式SNSが犖暁投稿瓩縫蓮璽罰文字などが付いたコメントを送り、日本で物議を醸していた。
7月21日にアメリカでは映画「バービー」と、犖暁の父瓩噺討个譴襯蹈弌璽函Εッペンハイマーを描いた映画「OPPENHEIMER」が同日公開され、それぞれのタイトルを合成した「Barbenheimer(バーベンハイマー)」というムーブメントが流行。それと同時に、ピンクのキノコ雲の画像などネットミームも流行し、これに対しバービーのアメリカ公式アカウントが好意的なリアクションをしていた。
日本で批判が起きて同31日、ワーナーブラザースジャパン合同会社は「映画『バービー』のアメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています。この配慮に欠けた一連の反応について、不快な思いをされた方々には、お詫び申し上げます」と謝罪した。
日本では31日にこの問題が広がり「バービー」がトレンド入り。これを受けてワーナーブラザースジャパン合同会社はすぐに謝罪文書を発表した。
「ここまで素早く動いたのは、2018年のBTS原爆Tシャツ問題があったからではないか。この時はネットで騒がれるもしばらく対応しなかったことで、どんどん問題は大きくなった。公開を目前に控え、同じ轍を踏むワケにはいかなかった」(映画関係者)
とはいえ、日本での興行収入に大きな影響が出そうだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。