公園で女子中学生にわいせつな行為をしたとして、徳島中央署は７月３０日、徳島市内の無職の男（６４）を不同意わいせつ容疑で逮捕した。
徳島県警が、同１３日に施行された改正刑法で強制わいせつ罪から名称変更された不同意わいせつ罪を適用して逮捕したのは初という。
発表では、男は３０日午前９時頃、学校からの帰宅途中に同市内の公園でベンチに座っていた中学生に無理やりキスをしたり、尻を触ったりした疑い。男は中学生に学校名を聞くなどした後、急に襲いかかったという。
男はその後逃走したが、同日午後３時半頃、公園近くの公衆電話から自ら１１０番をし、駆けつけた署員が男の身柄を確保した。男は「ムラムラしてやった」と供述しているという。同署は「責任能力の有無を慎重に捜査している」として、男の氏名を明らかにしていない。