離婚したくない理由は「次のパートナーが苦労する」「私が犠牲になります」発達障害夫からの衝撃LINE

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“夫が離婚したくない理由”がSNS上で大きな注目を集めている。
【写真】話題になったアロミさんの投稿「私の次のパートナーにとってのヒーローな夫」 「夫が私と離婚したくないと言うので理由を聞いたらこんな返事が来た時はびっくりしました 私の次のパートナーにとってのヒーローな夫」 と夫から寄せられたLINEを紹介したのはアロミさん(@mymelody8765)。 「離婚した場合、子供や次のパートナーが苦労することが目に見えていますので、離婚せず私が犠牲になります。苦労するのは私だけで十分ですと言っています」

自閉スペクトラム症(ASD)を持つ夫との関係性に起因する身体、精神の不調、いわゆるカサンドラ症候群に悩むアロミさん。これは喧嘩のたび言葉の暴力をぶつけてくるものの婚姻に執着する夫に対し「なぜそんなクソ女と離婚しないの?」とたずねた際の返信なのだそうだ。 症状がそうさせるのか生い立ちの影響か、あくまで自分は善意の人であるという前提で思考停止してしまっているアロミさんの夫。今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは 「あ~うちの旦那とおんなじ感じだ~」「コレはすごい本当にビックリですよねただの『粘着』を『世界を救うヒーロー』に昇格させるテク『私の犠牲者は私が選ぶので』と言って逃げたい」「うわぁぁ、、、善人ぶって頭ん中やばい思考な方、、大変ですねわたしも粘着質で執着心の強い人と4月にやっと離婚できました表面的には何も悪くない俺で繕ってるので苦労しました3年戦いましたお気持ちお察しします」 など数々の驚きの声、共感の声が寄せられている。 アロミさんに話を聞いた。 ーーご主人のお人柄と、アロミさんにとって負担となる要素についてお聞かせください。アロミ:普段は温厚で優しい人です。とても真面目で仕事熱心ですし浮気やギャンブルは一切しません。 悪気なく家族を傷つける言動をすることがありますが、それは発達障害由来のものなので、指摘しても本人にはなぜそれで相手が傷つくのかが理解できない。この、説明しても届かない感じがとても孤独で寂しいです。 ーーこのLINEを受け取った際のご感想をお聞かせください。 アロミ:「次のパートナー!??」と、まずその発想にびっくりしました。犠牲者の気持ちで離婚せずに居るなんて言われて、ますます「それは申し訳ないね、早く離婚して差し上げなければ」と思いました(笑)。 ーーその後のご主人とのやりとりや関係性についてお聞かせください。 アロミ:「なぜあなたは、私の心配ではなくて次のパートナーの心配をするのですか?」とたずねると「離婚する場合、あなたと一緒にいるのが嫌なわけですから、あなたの心配なんてしません。次のパートナーに私と同じ被害を受けてもらいたくないと思っただけです」と返信がありました。 まず、離婚する場合を「俺が相手のことを嫌になる側」でしか想定していないあたりが不思議でなりません。離婚したら私はもう結婚なんて懲り懲りですけどね(笑)。 こんなやり取りが日常なので、関係性に変化はないです。夫のイライラが収まればケロッと穏やかな暮らしに戻るし、またイライラが発動すれば「俺が被害者!」と騒ぎ出します。 辛さの全てが発達障害によるものではありませんが、生きづらさを抱えて生きてきたために色々拗れているような気はします。 ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。 アロミ:こんな発想になるのはうちの夫だけだろうと思いきや、意外と「うちも!」という人が何人もいて驚きました。共感してもらったり一緒に笑い飛ばしてもらえることで私の心は孤独にならずに救われるので、一緒に「ぶっ飛んでるなぁ」と驚いてもらえるととてもありがたいです。 ◇ ◇ SNSで同じ悩みを持つ人がいることを知り救われた経験から、「夫との関係性に悩み、カサンドラ症候群という言葉に辿り着いた人に参考にしてもらいたい」と積極的に発信をしているアロミさん。たしかにこの種の問題について悩みを打ち明けたり見識を広げるにはSNSは有益かもしれない。カサンドラ症候群に悩む方、自身がそれにあてはまるかもしれないと思う方は、アロミさんなど近しい状況の人を探してみるのもいいだろう。 (よろず~ニュース特約・中将タカノリ)
「夫が私と離婚したくないと言うので理由を聞いたらこんな返事が来た時はびっくりしました
私の次のパートナーにとってのヒーローな夫」
と夫から寄せられたLINEを紹介したのはアロミさん(@mymelody8765)。
「離婚した場合、子供や次のパートナーが苦労することが目に見えていますので、離婚せず私が犠牲になります。苦労するのは私だけで十分ですと言っています」
自閉スペクトラム症(ASD)を持つ夫との関係性に起因する身体、精神の不調、いわゆるカサンドラ症候群に悩むアロミさん。これは喧嘩のたび言葉の暴力をぶつけてくるものの婚姻に執着する夫に対し「なぜそんなクソ女と離婚しないの?」とたずねた際の返信なのだそうだ。
症状がそうさせるのか生い立ちの影響か、あくまで自分は善意の人であるという前提で思考停止してしまっているアロミさんの夫。今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「あ~うちの旦那とおんなじ感じだ~」「コレはすごい本当にビックリですよねただの『粘着』を『世界を救うヒーロー』に昇格させるテク『私の犠牲者は私が選ぶので』と言って逃げたい」「うわぁぁ、、、善人ぶって頭ん中やばい思考な方、、大変ですねわたしも粘着質で執着心の強い人と4月にやっと離婚できました表面的には何も悪くない俺で繕ってるので苦労しました3年戦いましたお気持ちお察しします」
など数々の驚きの声、共感の声が寄せられている。
アロミさんに話を聞いた。
ーーご主人のお人柄と、アロミさんにとって負担となる要素についてお聞かせください。アロミ:普段は温厚で優しい人です。とても真面目で仕事熱心ですし浮気やギャンブルは一切しません。
悪気なく家族を傷つける言動をすることがありますが、それは発達障害由来のものなので、指摘しても本人にはなぜそれで相手が傷つくのかが理解できない。この、説明しても届かない感じがとても孤独で寂しいです。
ーーこのLINEを受け取った際のご感想をお聞かせください。
アロミ:「次のパートナー!??」と、まずその発想にびっくりしました。犠牲者の気持ちで離婚せずに居るなんて言われて、ますます「それは申し訳ないね、早く離婚して差し上げなければ」と思いました(笑)。
ーーその後のご主人とのやりとりや関係性についてお聞かせください。
アロミ:「なぜあなたは、私の心配ではなくて次のパートナーの心配をするのですか?」とたずねると「離婚する場合、あなたと一緒にいるのが嫌なわけですから、あなたの心配なんてしません。次のパートナーに私と同じ被害を受けてもらいたくないと思っただけです」と返信がありました。
まず、離婚する場合を「俺が相手のことを嫌になる側」でしか想定していないあたりが不思議でなりません。離婚したら私はもう結婚なんて懲り懲りですけどね(笑)。
こんなやり取りが日常なので、関係性に変化はないです。夫のイライラが収まればケロッと穏やかな暮らしに戻るし、またイライラが発動すれば「俺が被害者!」と騒ぎ出します。
辛さの全てが発達障害によるものではありませんが、生きづらさを抱えて生きてきたために色々拗れているような気はします。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
アロミ:こんな発想になるのはうちの夫だけだろうと思いきや、意外と「うちも!」という人が何人もいて驚きました。共感してもらったり一緒に笑い飛ばしてもらえることで私の心は孤独にならずに救われるので、一緒に「ぶっ飛んでるなぁ」と驚いてもらえるととてもありがたいです。
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SNSで同じ悩みを持つ人がいることを知り救われた経験から、「夫との関係性に悩み、カサンドラ症候群という言葉に辿り着いた人に参考にしてもらいたい」と積極的に発信をしているアロミさん。たしかにこの種の問題について悩みを打ち明けたり見識を広げるにはSNSは有益かもしれない。カサンドラ症候群に悩む方、自身がそれにあてはまるかもしれないと思う方は、アロミさんなど近しい状況の人を探してみるのもいいだろう。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)

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