「不正請求は知らなかった」ビッグモーター社長辞任表明も…「“知らない”は考えられない」社長の関与否定に元社員が異論【Nスタ解説】

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故意に車を傷つけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた中古車販売会社『ビッグモーター』が、25日、問題発覚後初めて会見を開きました。【写真を見る】「不正請求は知らなかった」ビッグモーター社長辞任表明も…「“知らない”は考えられない」社長の関与否定に元社員が異論【Nスタ解説】客の車にゴルフボールで傷 兼重社長「ゴルフ愛する人への冒涜」――経営層の関与はなかったのか?ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「全くないです」経営陣の関与を明確に否定したビッグモーターの兼重社長。調査報告書で指摘されたのは、保険金請求のためドライバーで車体に傷をつける、ゴルフボールを靴下に入れて振り回し車体を叩くなど不適切な数々の行為。

ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ。厳正な対処をしたいと考えております」記者の質問が集中したのは、不正の背景について。――今回の不正は組織的に行われたのか?ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「この原因は工場長が指示してやったのではないかなと。そのあたりまだ事実確認がとれていないが、それでないとこういうことは起きない」「“知らない”は考えられない」社長の関与否定に元社員が異論会見で強調したのは「経営陣は不正を知らなかった」ということ。この発言に異を唱えたのは、九州エリアで働いていた元社員です。ビッグモーター九州エリア元社員「自分が(働いていたのは)本部の人間が本部兼店長みたいな感じで勤めていた店舗だった。社長が知らないっていうのはまず考えられない」さらに、不正の背景にあるとみられるのが、いびつな企業風土。毎年、全社員に配られるという経営計画書の中には、こんな文言が…。「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力ある。今、すぐ辞めてください」南波雅俊キャスター「『今すぐ辞めてください』強い言葉も書かれていたが、社長の意向で盛り込まれたものなのか」ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「それは間違いありません。どんなに能力があっても、会社と一緒に頑張ってくれないと、力を発揮できませんよね。そういう意味です」不正請求はなぜ行われたのか、社長の交代で真相は明らかになるのでしょうか?兼重社長が辞任表明 不正の認識はどこまで?南波雅俊キャスター:故意に車に傷をつけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた問題ですが、ビッグモーターがこの問題発覚後、約1週間経って初めて会見を行いました。ビッグモーターの兼重宏行社長は謝罪をして辞任を表明しました。そして、「不正請求の問題は組織ぐるみではなく、板金塗装部門の単独で行われたもので、他の経営陣は知らなかった」と強調しました。外部の弁護士などによる調査チームが作った不正行為の調査報告書が上がってきたわけですが、▼ゴルフボールを靴下に入れて車体を叩く▼ドライバーで車体をひっかくなどして傷をつけて水増し請求を行っていた問題について、兼重社長は会見で、こうした事実に「耳を疑った」と話しました。ビッグモーター兼重宏行社長「ゴルフボールを靴下に入れて振り回して損傷範囲を広げて水増し請求する。これはゴルフを愛する人に対する冒涜です」「事実関係を確認中ですけど、分かり次第、(実行者に)厳正な対処をしたいと考えております」会見の中では「全て自分の責任」と言いつつも、これらの事象については「常に社員が単独でやったものだ」ということを繰り返していたあたりは印象に残りました。さらに、板金塗装部門の単独でとお伝えしましたが、整備部門でも不正があった可能性が今指摘されています。工場長が行っているパンクに見せかけるやり方についての動画ですが、整備部門の元責任者が「自分の責任にされると困るので撮影した」という映像も出てきています。これについて兼重社長の指示があったのかという会見での質問に対して、「私からありえません。もう一切ありません」という答え方をしていました。背景に“企業風土”?「コンプライアンス意識が足りていなかった」このような不正が疑われる事案が複数起きてきた背景に“企業風土”があげられます。会見の中でも「経営陣に対して忖度するようないびつな企業風土」とか「コンプライアンス意識が足りていなかった」などというコメントも経営陣は話をしていました。こういう企業風土という意味では、「会社と社長の思想を理解でき、受け入れる。そして、仕事の能力もある。会社の為に是非とも協力してください」と。ただ、「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力はある。今、すぐ辞めてください」というかなり強い表現の記載も社員に毎年配られる「経営計画書」の中にはあったわけです。そして、こういった考え方は社長の意向ですか?と質問をしたところ“自身の意向だった”と。「そんなに深い意味はないんですけど、どんなに能力があっても会社と一緒に頑張ってくれないと力を発揮できませんよね。そういう意味です」とちょっと言葉が足りなかったということを言っているんですが、かなりトップダウンというか、縦の関係はあったのではないかなと感じられます。実際、新社長の言葉でも「あまりに強すぎるリーダーシップに頼りきっていた面も」というコメントも実際ありました。そして、「@(アット)」と呼ばれるものがあり、これは車両修理案件1件あたりの工賃と部品粗利の合計を「アット」とビッグモーターでは呼んでいたそうなんですが、この「アット」に対するノルマ達成に向けた強い圧力があって、「アット」を上げるために不適切な行為に及んだのではないかと調査報告書では言われています。では、この修理代金ノルマをどうやってコントロールしていたのかというところですが、「1日あたりの生産高を金額換算して(7時間)14万円。それが平均粗利…。それを勘違いした本部長が、誰も文句を言えなかったんでしょうね」という説明もありました。こういった状況に対して、自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんは「兼重社長は今回の事態をよく理解していない印象。なぜ不正がおきたのか、その背景の認識がないのでは」という分析もしています。ホラン千秋キャスター:今回の会見、企業の対応としてはどのように評価しますか?IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:「何にも知りませんけど辞任します」というのはちょっとわからないですよね。何か問題があったらその問題を全部解決してからその後はどうするのかを言うべきだと思うんですけど、まだわからないんだったら会見はまだ早かったんじゃないかなと思います。こういう経路でこういう原因でこういう結果でした。それを受けて、これからはこうやりましょうみたいなことを全部言えないと会見は満足できないんじゃないかなという印象を受けました。日比麻音子キャスター:不正請求された人側への対応とか詳しいことは特に明らかになりませんでしたので、今後どういった対応が必要になってくると思いますか。IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:どこの誰が何をやって実際の損害はどのぐらいになったのか、それをちゃんと返金というかカバーできるような形をできるだけやることは何があるのかというようなところも全部考えないといけないんですよね。ホランキャスター:説明としてはまだまだ不十分な部分があったということですよね。
故意に車を傷つけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた中古車販売会社『ビッグモーター』が、25日、問題発覚後初めて会見を開きました。
【写真を見る】「不正請求は知らなかった」ビッグモーター社長辞任表明も…「“知らない”は考えられない」社長の関与否定に元社員が異論【Nスタ解説】客の車にゴルフボールで傷 兼重社長「ゴルフ愛する人への冒涜」――経営層の関与はなかったのか?ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「全くないです」経営陣の関与を明確に否定したビッグモーターの兼重社長。調査報告書で指摘されたのは、保険金請求のためドライバーで車体に傷をつける、ゴルフボールを靴下に入れて振り回し車体を叩くなど不適切な数々の行為。

ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ。厳正な対処をしたいと考えております」記者の質問が集中したのは、不正の背景について。――今回の不正は組織的に行われたのか?ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「この原因は工場長が指示してやったのではないかなと。そのあたりまだ事実確認がとれていないが、それでないとこういうことは起きない」「“知らない”は考えられない」社長の関与否定に元社員が異論会見で強調したのは「経営陣は不正を知らなかった」ということ。この発言に異を唱えたのは、九州エリアで働いていた元社員です。ビッグモーター九州エリア元社員「自分が(働いていたのは)本部の人間が本部兼店長みたいな感じで勤めていた店舗だった。社長が知らないっていうのはまず考えられない」さらに、不正の背景にあるとみられるのが、いびつな企業風土。毎年、全社員に配られるという経営計画書の中には、こんな文言が…。「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力ある。今、すぐ辞めてください」南波雅俊キャスター「『今すぐ辞めてください』強い言葉も書かれていたが、社長の意向で盛り込まれたものなのか」ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「それは間違いありません。どんなに能力があっても、会社と一緒に頑張ってくれないと、力を発揮できませんよね。そういう意味です」不正請求はなぜ行われたのか、社長の交代で真相は明らかになるのでしょうか?兼重社長が辞任表明 不正の認識はどこまで?南波雅俊キャスター:故意に車に傷をつけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた問題ですが、ビッグモーターがこの問題発覚後、約1週間経って初めて会見を行いました。ビッグモーターの兼重宏行社長は謝罪をして辞任を表明しました。そして、「不正請求の問題は組織ぐるみではなく、板金塗装部門の単独で行われたもので、他の経営陣は知らなかった」と強調しました。外部の弁護士などによる調査チームが作った不正行為の調査報告書が上がってきたわけですが、▼ゴルフボールを靴下に入れて車体を叩く▼ドライバーで車体をひっかくなどして傷をつけて水増し請求を行っていた問題について、兼重社長は会見で、こうした事実に「耳を疑った」と話しました。ビッグモーター兼重宏行社長「ゴルフボールを靴下に入れて振り回して損傷範囲を広げて水増し請求する。これはゴルフを愛する人に対する冒涜です」「事実関係を確認中ですけど、分かり次第、(実行者に)厳正な対処をしたいと考えております」会見の中では「全て自分の責任」と言いつつも、これらの事象については「常に社員が単独でやったものだ」ということを繰り返していたあたりは印象に残りました。さらに、板金塗装部門の単独でとお伝えしましたが、整備部門でも不正があった可能性が今指摘されています。工場長が行っているパンクに見せかけるやり方についての動画ですが、整備部門の元責任者が「自分の責任にされると困るので撮影した」という映像も出てきています。これについて兼重社長の指示があったのかという会見での質問に対して、「私からありえません。もう一切ありません」という答え方をしていました。背景に“企業風土”?「コンプライアンス意識が足りていなかった」このような不正が疑われる事案が複数起きてきた背景に“企業風土”があげられます。会見の中でも「経営陣に対して忖度するようないびつな企業風土」とか「コンプライアンス意識が足りていなかった」などというコメントも経営陣は話をしていました。こういう企業風土という意味では、「会社と社長の思想を理解でき、受け入れる。そして、仕事の能力もある。会社の為に是非とも協力してください」と。ただ、「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力はある。今、すぐ辞めてください」というかなり強い表現の記載も社員に毎年配られる「経営計画書」の中にはあったわけです。そして、こういった考え方は社長の意向ですか?と質問をしたところ“自身の意向だった”と。「そんなに深い意味はないんですけど、どんなに能力があっても会社と一緒に頑張ってくれないと力を発揮できませんよね。そういう意味です」とちょっと言葉が足りなかったということを言っているんですが、かなりトップダウンというか、縦の関係はあったのではないかなと感じられます。実際、新社長の言葉でも「あまりに強すぎるリーダーシップに頼りきっていた面も」というコメントも実際ありました。そして、「@(アット)」と呼ばれるものがあり、これは車両修理案件1件あたりの工賃と部品粗利の合計を「アット」とビッグモーターでは呼んでいたそうなんですが、この「アット」に対するノルマ達成に向けた強い圧力があって、「アット」を上げるために不適切な行為に及んだのではないかと調査報告書では言われています。では、この修理代金ノルマをどうやってコントロールしていたのかというところですが、「1日あたりの生産高を金額換算して(7時間)14万円。それが平均粗利…。それを勘違いした本部長が、誰も文句を言えなかったんでしょうね」という説明もありました。こういった状況に対して、自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんは「兼重社長は今回の事態をよく理解していない印象。なぜ不正がおきたのか、その背景の認識がないのでは」という分析もしています。ホラン千秋キャスター:今回の会見、企業の対応としてはどのように評価しますか?IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:「何にも知りませんけど辞任します」というのはちょっとわからないですよね。何か問題があったらその問題を全部解決してからその後はどうするのかを言うべきだと思うんですけど、まだわからないんだったら会見はまだ早かったんじゃないかなと思います。こういう経路でこういう原因でこういう結果でした。それを受けて、これからはこうやりましょうみたいなことを全部言えないと会見は満足できないんじゃないかなという印象を受けました。日比麻音子キャスター:不正請求された人側への対応とか詳しいことは特に明らかになりませんでしたので、今後どういった対応が必要になってくると思いますか。IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:どこの誰が何をやって実際の損害はどのぐらいになったのか、それをちゃんと返金というかカバーできるような形をできるだけやることは何があるのかというようなところも全部考えないといけないんですよね。ホランキャスター:説明としてはまだまだ不十分な部分があったということですよね。
――経営層の関与はなかったのか?
ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「全くないです」
経営陣の関与を明確に否定したビッグモーターの兼重社長。
調査報告書で指摘されたのは、保険金請求のためドライバーで車体に傷をつける、ゴルフボールを靴下に入れて振り回し車体を叩くなど不適切な数々の行為。
ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ。厳正な対処をしたいと考えております」
記者の質問が集中したのは、不正の背景について。
――今回の不正は組織的に行われたのか?
ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「この原因は工場長が指示してやったのではないかなと。そのあたりまだ事実確認がとれていないが、それでないとこういうことは起きない」
会見で強調したのは「経営陣は不正を知らなかった」ということ。この発言に異を唱えたのは、九州エリアで働いていた元社員です。
ビッグモーター九州エリア元社員「自分が(働いていたのは)本部の人間が本部兼店長みたいな感じで勤めていた店舗だった。社長が知らないっていうのはまず考えられない」
さらに、不正の背景にあるとみられるのが、いびつな企業風土。毎年、全社員に配られるという経営計画書の中には、こんな文言が…。
「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力ある。今、すぐ辞めてください」
南波雅俊キャスター「『今すぐ辞めてください』強い言葉も書かれていたが、社長の意向で盛り込まれたものなのか」
ビッグモーター兼重宏行代表取締役社長「それは間違いありません。どんなに能力があっても、会社と一緒に頑張ってくれないと、力を発揮できませんよね。そういう意味です」
不正請求はなぜ行われたのか、社長の交代で真相は明らかになるのでしょうか?
南波雅俊キャスター:故意に車に傷をつけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた問題ですが、ビッグモーターがこの問題発覚後、約1週間経って初めて会見を行いました。
ビッグモーターの兼重宏行社長は謝罪をして辞任を表明しました。そして、「不正請求の問題は組織ぐるみではなく、板金塗装部門の単独で行われたもので、他の経営陣は知らなかった」と強調しました。
外部の弁護士などによる調査チームが作った不正行為の調査報告書が上がってきたわけですが、▼ゴルフボールを靴下に入れて車体を叩く▼ドライバーで車体をひっかくなどして傷をつけて水増し請求を行っていた問題について、兼重社長は会見で、こうした事実に「耳を疑った」と話しました。
ビッグモーター兼重宏行社長「ゴルフボールを靴下に入れて振り回して損傷範囲を広げて水増し請求する。これはゴルフを愛する人に対する冒涜です」「事実関係を確認中ですけど、分かり次第、(実行者に)厳正な対処をしたいと考えております」
会見の中では「全て自分の責任」と言いつつも、これらの事象については「常に社員が単独でやったものだ」ということを繰り返していたあたりは印象に残りました。さらに、板金塗装部門の単独でとお伝えしましたが、整備部門でも不正があった可能性が今指摘されています。
工場長が行っているパンクに見せかけるやり方についての動画ですが、整備部門の元責任者が「自分の責任にされると困るので撮影した」という映像も出てきています。
これについて兼重社長の指示があったのかという会見での質問に対して、「私からありえません。もう一切ありません」という答え方をしていました。
このような不正が疑われる事案が複数起きてきた背景に“企業風土”があげられます。会見の中でも「経営陣に対して忖度するようないびつな企業風土」とか「コンプライアンス意識が足りていなかった」などというコメントも経営陣は話をしていました。
こういう企業風土という意味では、「会社と社長の思想を理解でき、受け入れる。そして、仕事の能力もある。会社の為に是非とも協力してください」と。ただ、「会社と社長の思想は受け入れないが仕事の能力はある。今、すぐ辞めてください」というかなり強い表現の記載も社員に毎年配られる「経営計画書」の中にはあったわけです。
そして、こういった考え方は社長の意向ですか?と質問をしたところ“自身の意向だった”と。「そんなに深い意味はないんですけど、どんなに能力があっても会社と一緒に頑張ってくれないと力を発揮できませんよね。そういう意味です」とちょっと言葉が足りなかったということを言っているんですが、かなりトップダウンというか、縦の関係はあったのではないかなと感じられます。
実際、新社長の言葉でも「あまりに強すぎるリーダーシップに頼りきっていた面も」というコメントも実際ありました。
そして、「@(アット)」と呼ばれるものがあり、これは車両修理案件1件あたりの工賃と部品粗利の合計を「アット」とビッグモーターでは呼んでいたそうなんですが、この「アット」に対するノルマ達成に向けた強い圧力があって、「アット」を上げるために不適切な行為に及んだのではないかと調査報告書では言われています。
では、この修理代金ノルマをどうやってコントロールしていたのかというところですが、「1日あたりの生産高を金額換算して(7時間)14万円。それが平均粗利…。それを勘違いした本部長が、誰も文句を言えなかったんでしょうね」という説明もありました。
こういった状況に対して、自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんは「兼重社長は今回の事態をよく理解していない印象。なぜ不正がおきたのか、その背景の認識がないのでは」という分析もしています。
ホラン千秋キャスター:今回の会見、企業の対応としてはどのように評価しますか?
IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:「何にも知りませんけど辞任します」というのはちょっとわからないですよね。何か問題があったらその問題を全部解決してからその後はどうするのかを言うべきだと思うんですけど、まだわからないんだったら会見はまだ早かったんじゃないかなと思います。こういう経路でこういう原因でこういう結果でした。それを受けて、これからはこうやりましょうみたいなことを全部言えないと会見は満足できないんじゃないかなという印象を受けました。
日比麻音子キャスター:不正請求された人側への対応とか詳しいことは特に明らかになりませんでしたので、今後どういった対応が必要になってくると思いますか。
IT企業役員お笑いタレント 厚切りジェイソンさん:どこの誰が何をやって実際の損害はどのぐらいになったのか、それをちゃんと返金というかカバーできるような形をできるだけやることは何があるのかというようなところも全部考えないといけないんですよね。

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