「うわぁ!乗ってきたでや!」コンブ漁船にラッコが連日乗船 漁師もビックリ 北海道・花咲沖

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北海道根室市の花咲沖3.5キロの海上で、7月14日から2日連続でコンブ漁船にラッコが乗りこんできたのを漁師が目撃し撮影しました。
14日午前7時半ごろ、船上で作業をしていた漁師の根塚一明さんが、ふと気がつくとラッコが甲板上に座っていたということです。
根塚さんは普段から海面に浮いているラッコを見かけていましたが、思わず「うわぁ!乗ってきたでや!」と叫びました。
目が合い、お互いにキョトンとしましたが、根塚さんは刺激しないようにと作業を続けたところ、
1分ほどで海に飛び込み、去って行ったということです。
更に15日は、また来るのではと作業をしながら待っていたところ、
船のヘリにある岸壁との衝突をやわらげる緩衝材で遊ぶ姿を目撃し撮影を開始。
その後、よじ登るように甲板に上がってきたということです。
特にコンブを食べたそうにすることもなく、約1分後には前日と同じように海に帰っていきました。
漁師経験40年の根塚さんも、船上にラッコが乗り込んできたのは初めての経験で、2日間とも同じラッコではないかと話しています。
その後は2回海面に浮かぶラッコの姿を見かけましたが、乗船してくることはなかったということです。
(写真提供 根塚一明さん)

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