ヒ素を含む水2000リットルが敷地外に漏れ出す 蒸気噴出問題 体調不良者は17人に

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北海道蘭越町の山林で蒸気が噴き出している問題で、三井石油開発は敷地内にたまっているヒ素を含む水が、
およそ2000リットル漏れ出たと発表しました。
新たな体調不良者も1人確認されています。
蒸気の噴出が続く蘭越町の掘削現場では、水から高濃度のヒ素が検出されていて、周辺の井戸に水を移す作業が続いています。
敷地外への放出は今月17日から止まっていましたが、三井石油開発はきのう、
新たな配管で試験的に水を送っていたところ、およそ2000リットルが漏れ出したと発表しました。
配管のバルブを切り替える際の作業ミスが原因で、現在は復旧しています。
また、新たに1人が入浴後に目の痛みを訴えたことがわかり、これで体調不良者は17人にのぼりました。

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