母親の自殺を手助けした疑いで6月に逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者について、警視庁は父親の自殺も手助けした疑いで、18日にも再逮捕する方針。
この事件は5月、東京・目黒区にある歌舞伎俳優の市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者(47)の自宅で父の市川段四郎こと喜熨斗弘之さんと母の延子さんが向精神薬中毒で亡くなったもの。
猿之助容疑者は6月、母親の自殺を手助けした疑いで逮捕されていたが、警視庁は猿之助容疑者が父親の自殺も手助けした疑いが強まったとして、18日にも再逮捕する方針を固めた。
これまでの調べに対し、猿之助容疑者は両親が飲んだ薬物について、「睡眠導入剤を用意して砕き、水に溶かして両親が飲みやすいように準備しました」と話しているという。
また、前日に行われたとされる家族会議について、「私に関する記事が週刊誌に掲載されることを両親に話したところ、家族3人で次の世界に行こうということになった」と説明しているという。
警視庁は、父親が亡くなった経緯についてもさらにくわしく調べる方針。