秋篠宮さまと宮内庁との「ギクシャクした関係」が見えた「佳子さまはひとり暮らし」の説明

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宮内庁は6月30日、大規模工事が完了した秋篠宮邸に次女の佳子さまが移られず、工事中に仮住まいをしていた建物で生活されていることを明らかにした。この件はすでにデイリー新潮含めメディアでも報じられていたことで、改めてそれについて宮内庁が言及した、ということになる。そして、「別居」の理由はざっくり言うと「経費を削減するため」ということなのだが、チグハグな感じが否めないとの声があがっている。
【独占入手 写真46枚】「パーティーにお出かけ?」色気あふれるドレッシーな眞子さんと、笑顔で手をつなぐ圭さん 小室夫妻NY生活の現在のようすを見る 秋篠宮ご一家のお住まい「秋篠宮邸」(東京・港区の赤坂御用地内)は、秋篠宮さまが代替わりを経て皇位継承順位1位の皇嗣(皇太子待遇)になられ、職員数が増えることも踏まえ、大規模な改修工事を進めてきた。秋篠宮ご一家の今後は?「工事は去年9月に完了しましたが、紀子さまの“引っ越しは自分たちの手で”という思いもあり、今年3月に引っ越し作業が進められたのですが、佳子さまだけ引っ越しをしないことはその前に決まっていたようです」 と、担当記者。 佳子さまはその後も、工事中の仮の住まいである「御仮寓所(ごかぐうしょ)」にひとりで生活されている。どれくらい経費が浮いたか「佳子さまのひとり暮らしをめぐっては、あれこれ報じられたこともあって、色んな議論を呼びましたね。“28歳の女性が親元を離れることに何ら違和感はない”“悠仁さまの教育にはマイナスだ”“スープの冷めない距離にいて、ちょくちょく往来されるのに一緒に住まないのはよくわからない”などといったところでしょうか。当初の計画ではご一家で生活する前提だったわけですから、計画変更については何らかの説明が必要だとは言われていました」(同) それで今回、宮内庁が説明するに至ったわけだが、その理由について改めて解説してもらうと……。「経費を削減するため、小室圭さんと結婚した眞子さんと佳子さまのプライベートルームを作らず、改修規模を小さくしたということでした。秋篠宮邸の改修にかかった費用は約26億円で、御仮寓所には約10億円。計画の変更で、どれくらい経費が浮いたかについては今回明らかにされていません」(同)天皇ご一家は8億7000万円「もう少し具体的に説明した方がよいのではといった指摘が出ていますね。どれくらいコストカットできたかはもちろん、そもそも、なぜ計画を途中で変更する必要があったのかということにも踏み込んでもらいたかったとの指摘も。このあたりは今後、秋篠宮さまの誕生日会見の折になど、明らかにされるのかもしれませんが」(同) ちなみに、2年前に完了した天皇ご一家のお住まいの御所の改修費は約8億7000万円。単純に比較はできないが、もう少し踏み込んだ説明が必要だというのもわからないではない。 別の記者によると、「結果論になりますが、もっと早い段階で“当初のプランを変更し、佳子さまはひとり暮らしをされる”と説明していてもよかったのかなとは思いましたね。このあたりの背景には秋篠宮さまご一家とご一家を担当する皇嗣職とのコミュニケーションがうまく行っていないということも当然あるかもしれません」 この記者は、過去にも同様とは言わないまでも、似たようなことが少なくとも2つあったと振り返る。大嘗祭と伊勢神宮参拝「2018年の誕生日会見で、天皇の代替わりに伴って行われる大嘗祭について、“宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか。(そのことを宮内庁長官らに伝えたが)聞く耳を持たず、非常に残念なことだった”と秋篠宮さまが述べられたことがありました。皇族方が公然と事務方を批判するのは異例のこと。この時は皇嗣職でありませんが、秋篠宮さまと事務方との関係修復はかなり難しいと感じた記憶があります」(同) そしてもう1つが、2022年4月の「伊勢神宮などの参拝」だ。「秋篠宮さまは紀子さまを伴い、皇嗣になられたことを報告するために伊勢神宮などを参拝されましたが、この時、東京から三重、奈良、京都、大阪を訪れるにあたり、使われた交通手段はクルマでした。皇室の泊りがけの移動では異例のこと。当時はコロナ禍で、鉄道を利用すると見物人が集まって『密』の状態ができてしまう可能性があり、秋篠宮さまはそれを是とされず、クルマでの移動を判断されたということでした」(同)メリットよりデメリット 側近や幹部は「電車が良いのではないでしょうか」と伝えたそうだが、結果的に「4日間で約800キロのクルマの旅」となった。「側近らは、クルマによる移動のリスクについて進言したということです。運転や警備について相当な負荷がかかることについて具体的に説明したようですがね。そうした意見が受け入れられなかったということもあって、宮内庁の中や警備等の関係者には不満を感じる者もいて、メリットよりデメリットの方が遥かに大きかったという声が上がっていました」(同) 秋篠宮ご一家と事務方とのギクシャクした関係が続いているのだとしたら、憂慮すべき事態だろう。デイリー新潮編集部
秋篠宮ご一家のお住まい「秋篠宮邸」(東京・港区の赤坂御用地内)は、秋篠宮さまが代替わりを経て皇位継承順位1位の皇嗣(皇太子待遇)になられ、職員数が増えることも踏まえ、大規模な改修工事を進めてきた。
「工事は去年9月に完了しましたが、紀子さまの“引っ越しは自分たちの手で”という思いもあり、今年3月に引っ越し作業が進められたのですが、佳子さまだけ引っ越しをしないことはその前に決まっていたようです」
と、担当記者。
佳子さまはその後も、工事中の仮の住まいである「御仮寓所(ごかぐうしょ)」にひとりで生活されている。
「佳子さまのひとり暮らしをめぐっては、あれこれ報じられたこともあって、色んな議論を呼びましたね。“28歳の女性が親元を離れることに何ら違和感はない”“悠仁さまの教育にはマイナスだ”“スープの冷めない距離にいて、ちょくちょく往来されるのに一緒に住まないのはよくわからない”などといったところでしょうか。当初の計画ではご一家で生活する前提だったわけですから、計画変更については何らかの説明が必要だとは言われていました」(同)
それで今回、宮内庁が説明するに至ったわけだが、その理由について改めて解説してもらうと……。
「経費を削減するため、小室圭さんと結婚した眞子さんと佳子さまのプライベートルームを作らず、改修規模を小さくしたということでした。秋篠宮邸の改修にかかった費用は約26億円で、御仮寓所には約10億円。計画の変更で、どれくらい経費が浮いたかについては今回明らかにされていません」(同)
「もう少し具体的に説明した方がよいのではといった指摘が出ていますね。どれくらいコストカットできたかはもちろん、そもそも、なぜ計画を途中で変更する必要があったのかということにも踏み込んでもらいたかったとの指摘も。このあたりは今後、秋篠宮さまの誕生日会見の折になど、明らかにされるのかもしれませんが」(同)
ちなみに、2年前に完了した天皇ご一家のお住まいの御所の改修費は約8億7000万円。単純に比較はできないが、もう少し踏み込んだ説明が必要だというのもわからないではない。
別の記者によると、
「結果論になりますが、もっと早い段階で“当初のプランを変更し、佳子さまはひとり暮らしをされる”と説明していてもよかったのかなとは思いましたね。このあたりの背景には秋篠宮さまご一家とご一家を担当する皇嗣職とのコミュニケーションがうまく行っていないということも当然あるかもしれません」
この記者は、過去にも同様とは言わないまでも、似たようなことが少なくとも2つあったと振り返る。
「2018年の誕生日会見で、天皇の代替わりに伴って行われる大嘗祭について、“宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか。(そのことを宮内庁長官らに伝えたが)聞く耳を持たず、非常に残念なことだった”と秋篠宮さまが述べられたことがありました。皇族方が公然と事務方を批判するのは異例のこと。この時は皇嗣職でありませんが、秋篠宮さまと事務方との関係修復はかなり難しいと感じた記憶があります」(同)
そしてもう1つが、2022年4月の「伊勢神宮などの参拝」だ。
「秋篠宮さまは紀子さまを伴い、皇嗣になられたことを報告するために伊勢神宮などを参拝されましたが、この時、東京から三重、奈良、京都、大阪を訪れるにあたり、使われた交通手段はクルマでした。皇室の泊りがけの移動では異例のこと。当時はコロナ禍で、鉄道を利用すると見物人が集まって『密』の状態ができてしまう可能性があり、秋篠宮さまはそれを是とされず、クルマでの移動を判断されたということでした」(同)
側近や幹部は「電車が良いのではないでしょうか」と伝えたそうだが、結果的に「4日間で約800キロのクルマの旅」となった。
「側近らは、クルマによる移動のリスクについて進言したということです。運転や警備について相当な負荷がかかることについて具体的に説明したようですがね。そうした意見が受け入れられなかったということもあって、宮内庁の中や警備等の関係者には不満を感じる者もいて、メリットよりデメリットの方が遥かに大きかったという声が上がっていました」(同)
秋篠宮ご一家と事務方とのギクシャクした関係が続いているのだとしたら、憂慮すべき事態だろう。
デイリー新潮編集部

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