台風14号は19日午前11時現在、九州北部や中国地方などを暴風域に巻き込みながら、山口・下関市付近を北東に進んでいて、今後も東寄りに進む予想。
関東から近畿を中心に、このあとも大雨が予想されていて、20日正午にかけて予想される雨量は、東海で400mm、近畿・関東甲信で300mmなどとなっている。
そして、台風が原因とみられる被害が、九州各地で確認されている。
宮崎・都城市で、水没した車の中から60代の男性が死亡しているのが見つかったほか、福岡・中間市では、60代の男性が路上で倒れているところを発見され、その後、死亡が確認された。
気象庁は午前11時ごろ、宮崎県に出していた大雨特別警報を解除し、警報に切り替えたが、引き続き、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけている。