生活保護受給者の孤独死遺体、ケースワーカーが「仕事に追われて」2か月以上放置

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孤独死した生活保護受給者の遺体を2か月以上にわたり放置させたとして、東京都江戸川区は30日、区福祉事務所勤務でケースワーカーの20歳代の男性職員を停職5日の懲戒処分としたと発表した。
処分は29日付。
区によると、受給者は独り暮らしの60歳代の男性。今年1月10日に自宅を訪ねたヘルパーが倒れているのを発見し、診療所の医師に連絡。医師はその場で死亡を確認し、診療所側から、担当の男性職員に伝えた。この際、火葬の手続きなど死亡後の事務処理を頼んだが、男性職員が対応を怠ったという。福祉用具の回収業者が、3月27日に男性宅を訪ねて遺体を見つけた。
男性職員は区の調査に、「仕事に追われて処理を後回しにしてしまった」と話しているという。区福祉部の森淳子部長は「あってはならないことで、再発防止に向けた指導を徹底する」とコメントした。

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