三重県津市の自宅で4歳の娘を死亡させた疑いで42歳の母親が逮捕された事件で、母親はテーブルの上にいた娘を衝動的に腕で押して床に落とした可能性もあるとみて、警察が捜査していることが分かりました。
傷害致死の疑いできのう逮捕された三重県津市の中林りゑ子容疑者（42）は先月22日ごろ、自宅アパートの一室でテーブルの上にいた三女の中林ほのかちゃん（4）を右腕で押して床に落とし、その後、死亡させた疑いがもたれています。
司法解剖の結果、ほのかちゃんの体には複数の皮下出血がありましたが、あざと呼べるほどではない小さなものがほとんどだったということです。
また、捜査関係者によりますと、ほのかちゃんは床に落とされる前はローテーブルの上に立っていたということです。
このため、警察は日常的な暴行の結果、起きた事件ではなく、りゑ子容疑者がテーブルの上にいたほのかちゃんを衝動的に腕で押して床に落とした可能性を視野に、当時の状況などをさらに詳しく調べる方針です。