「娘が目覚めると容疑者が部屋にいた」 当日朝に鍵で侵入した可能性 【横浜・女子大生刺殺事件】

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神奈川・横浜市で、女子大学生を刃物で刺し殺害した疑いで元交際相手の男が逮捕された事件で、大学生の母親が「当日の朝、娘が目覚めると、男が部屋の中にいた」と話していたことがわかった。
伊藤龍稀容疑者(22)は29日、横浜市鶴見区のマンションの駐車場で、このマンションに住む冨永紗菜さん(18)の上半身などを包丁で複数回刺し、殺害した疑いが持たれている。
冨永さんの母親が、「娘が血だらけで倒れている」と、警察に通報して事件が発覚したが、その際、「朝、娘が目覚めると、伊藤容疑者が部屋の中にいた」という趣旨の話もしていたことがわかった。
伊藤容疑者は1週間前に、冨永さんの部屋の鍵が入ったリュックを、自分の車に乗せたまま帰宅していたということで、警察は、事件直前に、伊藤容疑者がこの鍵で、冨永さんの部屋に侵入していた可能性があるとみて調べている。
伊藤容疑者は調べに対し、「彼女を刃物で刺してしまった」と供述しているという。

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