ワクチン接種後に死亡した男性 「製薬会社にも責任がある」 遺族が国や製薬会社を相手に提訴 遺族が裁判に込めた思いとは【大石が聞く】

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物事の核心に迫る「大石が聞く」。ワクチン接種後に死亡した蒲郡市の男性の遺族がファイザーや国などに損害賠償請求の訴えを起こしました。 【写真を見る】ワクチン接種後に死亡した男性 「製薬会社にも責任がある」 遺族が国や製薬会社を相手に提訴 遺族が裁判に込めた思いとは【大石が聞く】 [北九州市 2023年6月6日](大石アンカーマン)「福岡地裁小倉支部です。ワクチン接種後に死亡した愛知県蒲郡市の男性の遺族は国や製薬会社などを相手どり、およそ1300万円の損害賠償請求を起こしました」 5月23日、訴えを起こしたのは福岡県北九州市に住む松永康子さん(63)。

(松永康子さん)「私だけでも訴訟を起こし、この訴訟をモデルケースとして、全国の被害者が個々に立ち上がっていただきたいと決意し、この訴訟を起こした次第です」 2021年9月、愛知県蒲郡市に住んでいた弟(56)がワクチン接種後に死亡。 その責任は適切な治療を行わなかった蒲郡市や、危険なワクチンを発売し接種を続けたファイザー社や国にあるとして、合わせて1300万円あまりの損害賠償を求める裁判を起こしました。 接種後の副反応や死亡を巡り、ファイザー社自体が訴えられるのは初めてのケースです。 死亡の経緯と裁判に込めた思い (松永康子さん)「(弟からの)電話の最後の言葉は『親父を頼むね 姉ちゃん』で、その言葉しか弟は私に残していない」 愛知県蒲郡市在住で、トラックドライバーとして1人暮らしをしていた松永さんの弟。亡くなったことを知ったのは、死後10日以上経ってからでした。 (松永康子さん)「弟はアレルギー持ちでもあった。それを病院で伝えたかはわかりません。弟は企業に勤めていたので、ワクチンを打たないといけなかった」 松永さんの弟は2021年8月にファイザー製のワクチンを接種。その後高熱が続いていましたが、接種から10日後に抗原検査でコロナの陽性が判明し、蒲郡市民病院に入院。状態が良くならず、より高度な医療を受けるために豊川市民病院に転院しましたが、9月16日に死亡しました。解剖もされず、翌日には火葬されています。 (松永康子さん)「コロナワクチンを打った後にコロナに感染した人はたくさんいる。私はワクチンが原因だと思っている」 分からないことが多い弟の死。そこで、何が起きたのかを司法の場で明らかにしようと裁判に訴えることにしたのです。(松永康子さん)「私一人のことを考えて提訴したわけではない。泣き寝入りしている人もたくさんいると思う。(裁判によって)国も少しは考えてくれると思った」 松永さんの裁判を担当する木原功仁哉弁護士は、今回の裁判でワクチンの副反応について、司法の場で検証が行われることが重要だと話します。(木原功仁哉 弁護士)「松永さんの弟さんのケースがワクチンのせいではないと言い切れないと思う。裁判所の判断を仰いでいく。ワクチン行政のいろんな違法性を訴え、それに対する司法判断をとっていく。恐らく、因果関係の立証がキーポイントとなってくると思う。いかに国が違法なワクチンを推進していたかを主張、立証していく」 提訴についてファイザー社は、「裁判への影響を考慮し、コメントは控えさせていただきます」としています。 また、安全性の確証がないまま接種を推進したことや、適切な治療を行わなかったことを理由に損害賠償請求先に加えられた蒲郡市と豊川市は、ともに「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としています。 (松永康子さん)「私の弟だけではなくて、たくさんの人が亡くなっている。私はこのことの責任は誠実にとっていただきたいと思っている」 「国が発表している情報は不十分」と指摘する国会議員 [東京 2023年5月]一方で、自分の病気とワクチンとの関連を調べている国会議員がいます。立憲民主党の原口一博 衆議院議員。 2022年10月、3回目のワクチンを打った後、体調が悪化。一向に良くならないため2023年1月末、精密検査を受けたところ… (原口一博 議員)「ワクチンを打った後に脚が動きにくくなったのと、喉がちょっとこうやってしゃべっていたらかすれてくる。あまりにもおかしいので診てもらったら、医師から『ヤバいです』と…」病名は「悪性リンパ腫」。 抗がん剤の影響で髪が抜けましたが、統一地方選への影響を考えかつらをつけて政務をこなしていました。しかし、インターネットでの議会中継をきっかけに、4月に病気を公表したのです。 (原口一博 議員)「製薬会社も国も5回目・6回目接種の知見はないはず。なんか効きそうだから打ってください、あとは自己責任です、と言っているのが今の段階。このこと自体がおかしい。判断ができない」 それ以降、ツイッターでも自身の病状などを発信。努力義務で接種を進めた一方で、国が発表している情報は不十分だとして独自に調査を続けています。 (大石アンカーマン)「国会議員として原口さんはどんな行動をとっていく?」(原口一博 議員)「ヨーロッパやアメリカなど、mRNAワクチンを打っている国とも横で連携をとりながら開示を求めていく。デクラス(機密開示)を求めていく」(大石アンカーマン)「開示というのは製薬会社と…」(原口一博 議員)「政府との契約ですね」 ワクチンとがんとの因果関係を調べている国会議員。ワクチンの副反応について司法の判断が示される可能性がある裁判。これまでとは別の角度からワクチンの副反応に対して光が当てられそうです。 2023年6月8日放送 CBCテレビ「チャント!」より
物事の核心に迫る「大石が聞く」。ワクチン接種後に死亡した蒲郡市の男性の遺族がファイザーや国などに損害賠償請求の訴えを起こしました。
【写真を見る】ワクチン接種後に死亡した男性 「製薬会社にも責任がある」 遺族が国や製薬会社を相手に提訴 遺族が裁判に込めた思いとは【大石が聞く】 [北九州市 2023年6月6日](大石アンカーマン)「福岡地裁小倉支部です。ワクチン接種後に死亡した愛知県蒲郡市の男性の遺族は国や製薬会社などを相手どり、およそ1300万円の損害賠償請求を起こしました」 5月23日、訴えを起こしたのは福岡県北九州市に住む松永康子さん(63)。

(松永康子さん)「私だけでも訴訟を起こし、この訴訟をモデルケースとして、全国の被害者が個々に立ち上がっていただきたいと決意し、この訴訟を起こした次第です」 2021年9月、愛知県蒲郡市に住んでいた弟(56)がワクチン接種後に死亡。 その責任は適切な治療を行わなかった蒲郡市や、危険なワクチンを発売し接種を続けたファイザー社や国にあるとして、合わせて1300万円あまりの損害賠償を求める裁判を起こしました。 接種後の副反応や死亡を巡り、ファイザー社自体が訴えられるのは初めてのケースです。 死亡の経緯と裁判に込めた思い (松永康子さん)「(弟からの)電話の最後の言葉は『親父を頼むね 姉ちゃん』で、その言葉しか弟は私に残していない」 愛知県蒲郡市在住で、トラックドライバーとして1人暮らしをしていた松永さんの弟。亡くなったことを知ったのは、死後10日以上経ってからでした。 (松永康子さん)「弟はアレルギー持ちでもあった。それを病院で伝えたかはわかりません。弟は企業に勤めていたので、ワクチンを打たないといけなかった」 松永さんの弟は2021年8月にファイザー製のワクチンを接種。その後高熱が続いていましたが、接種から10日後に抗原検査でコロナの陽性が判明し、蒲郡市民病院に入院。状態が良くならず、より高度な医療を受けるために豊川市民病院に転院しましたが、9月16日に死亡しました。解剖もされず、翌日には火葬されています。 (松永康子さん)「コロナワクチンを打った後にコロナに感染した人はたくさんいる。私はワクチンが原因だと思っている」 分からないことが多い弟の死。そこで、何が起きたのかを司法の場で明らかにしようと裁判に訴えることにしたのです。(松永康子さん)「私一人のことを考えて提訴したわけではない。泣き寝入りしている人もたくさんいると思う。(裁判によって)国も少しは考えてくれると思った」 松永さんの裁判を担当する木原功仁哉弁護士は、今回の裁判でワクチンの副反応について、司法の場で検証が行われることが重要だと話します。(木原功仁哉 弁護士)「松永さんの弟さんのケースがワクチンのせいではないと言い切れないと思う。裁判所の判断を仰いでいく。ワクチン行政のいろんな違法性を訴え、それに対する司法判断をとっていく。恐らく、因果関係の立証がキーポイントとなってくると思う。いかに国が違法なワクチンを推進していたかを主張、立証していく」 提訴についてファイザー社は、「裁判への影響を考慮し、コメントは控えさせていただきます」としています。 また、安全性の確証がないまま接種を推進したことや、適切な治療を行わなかったことを理由に損害賠償請求先に加えられた蒲郡市と豊川市は、ともに「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としています。 (松永康子さん)「私の弟だけではなくて、たくさんの人が亡くなっている。私はこのことの責任は誠実にとっていただきたいと思っている」 「国が発表している情報は不十分」と指摘する国会議員 [東京 2023年5月]一方で、自分の病気とワクチンとの関連を調べている国会議員がいます。立憲民主党の原口一博 衆議院議員。 2022年10月、3回目のワクチンを打った後、体調が悪化。一向に良くならないため2023年1月末、精密検査を受けたところ… (原口一博 議員)「ワクチンを打った後に脚が動きにくくなったのと、喉がちょっとこうやってしゃべっていたらかすれてくる。あまりにもおかしいので診てもらったら、医師から『ヤバいです』と…」病名は「悪性リンパ腫」。 抗がん剤の影響で髪が抜けましたが、統一地方選への影響を考えかつらをつけて政務をこなしていました。しかし、インターネットでの議会中継をきっかけに、4月に病気を公表したのです。 (原口一博 議員)「製薬会社も国も5回目・6回目接種の知見はないはず。なんか効きそうだから打ってください、あとは自己責任です、と言っているのが今の段階。このこと自体がおかしい。判断ができない」 それ以降、ツイッターでも自身の病状などを発信。努力義務で接種を進めた一方で、国が発表している情報は不十分だとして独自に調査を続けています。 (大石アンカーマン)「国会議員として原口さんはどんな行動をとっていく?」(原口一博 議員)「ヨーロッパやアメリカなど、mRNAワクチンを打っている国とも横で連携をとりながら開示を求めていく。デクラス(機密開示)を求めていく」(大石アンカーマン)「開示というのは製薬会社と…」(原口一博 議員)「政府との契約ですね」 ワクチンとがんとの因果関係を調べている国会議員。ワクチンの副反応について司法の判断が示される可能性がある裁判。これまでとは別の角度からワクチンの副反応に対して光が当てられそうです。 2023年6月8日放送 CBCテレビ「チャント!」より
[北九州市 2023年6月6日](大石アンカーマン)「福岡地裁小倉支部です。ワクチン接種後に死亡した愛知県蒲郡市の男性の遺族は国や製薬会社などを相手どり、およそ1300万円の損害賠償請求を起こしました」
5月23日、訴えを起こしたのは福岡県北九州市に住む松永康子さん(63)。
(松永康子さん)「私だけでも訴訟を起こし、この訴訟をモデルケースとして、全国の被害者が個々に立ち上がっていただきたいと決意し、この訴訟を起こした次第です」
2021年9月、愛知県蒲郡市に住んでいた弟(56)がワクチン接種後に死亡。
その責任は適切な治療を行わなかった蒲郡市や、危険なワクチンを発売し接種を続けたファイザー社や国にあるとして、合わせて1300万円あまりの損害賠償を求める裁判を起こしました。
接種後の副反応や死亡を巡り、ファイザー社自体が訴えられるのは初めてのケースです。
(松永康子さん)「(弟からの)電話の最後の言葉は『親父を頼むね 姉ちゃん』で、その言葉しか弟は私に残していない」
愛知県蒲郡市在住で、トラックドライバーとして1人暮らしをしていた松永さんの弟。
亡くなったことを知ったのは、死後10日以上経ってからでした。
(松永康子さん)「弟はアレルギー持ちでもあった。それを病院で伝えたかはわかりません。弟は企業に勤めていたので、ワクチンを打たないといけなかった」
松永さんの弟は2021年8月にファイザー製のワクチンを接種。その後高熱が続いていましたが、接種から10日後に抗原検査でコロナの陽性が判明し、蒲郡市民病院に入院。
状態が良くならず、より高度な医療を受けるために豊川市民病院に転院しましたが、9月16日に死亡しました。
解剖もされず、翌日には火葬されています。
(松永康子さん)「コロナワクチンを打った後にコロナに感染した人はたくさんいる。私はワクチンが原因だと思っている」
分からないことが多い弟の死。そこで、何が起きたのかを司法の場で明らかにしようと裁判に訴えることにしたのです。
(松永康子さん)「私一人のことを考えて提訴したわけではない。泣き寝入りしている人もたくさんいると思う。(裁判によって)国も少しは考えてくれると思った」
松永さんの裁判を担当する木原功仁哉弁護士は、今回の裁判でワクチンの副反応について、司法の場で検証が行われることが重要だと話します。
(木原功仁哉 弁護士)「松永さんの弟さんのケースがワクチンのせいではないと言い切れないと思う。裁判所の判断を仰いでいく。ワクチン行政のいろんな違法性を訴え、それに対する司法判断をとっていく。恐らく、因果関係の立証がキーポイントとなってくると思う。いかに国が違法なワクチンを推進していたかを主張、立証していく」
提訴についてファイザー社は、「裁判への影響を考慮し、コメントは控えさせていただきます」としています。
また、安全性の確証がないまま接種を推進したことや、適切な治療を行わなかったことを理由に損害賠償請求先に加えられた蒲郡市と豊川市は、ともに「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としています。
(松永康子さん)「私の弟だけではなくて、たくさんの人が亡くなっている。私はこのことの責任は誠実にとっていただきたいと思っている」
[東京 2023年5月]一方で、自分の病気とワクチンとの関連を調べている国会議員がいます。
立憲民主党の原口一博 衆議院議員。
2022年10月、3回目のワクチンを打った後、体調が悪化。一向に良くならないため2023年1月末、精密検査を受けたところ…
(原口一博 議員)「ワクチンを打った後に脚が動きにくくなったのと、喉がちょっとこうやってしゃべっていたらかすれてくる。あまりにもおかしいので診てもらったら、医師から『ヤバいです』と…」
病名は「悪性リンパ腫」。
抗がん剤の影響で髪が抜けましたが、統一地方選への影響を考えかつらをつけて政務をこなしていました。
しかし、インターネットでの議会中継をきっかけに、4月に病気を公表したのです。
(原口一博 議員)「製薬会社も国も5回目・6回目接種の知見はないはず。なんか効きそうだから打ってください、あとは自己責任です、と言っているのが今の段階。このこと自体がおかしい。判断ができない」
それ以降、ツイッターでも自身の病状などを発信。努力義務で接種を進めた一方で、国が発表している情報は不十分だとして独自に調査を続けています。
(大石アンカーマン)「国会議員として原口さんはどんな行動をとっていく?」
(原口一博 議員)「ヨーロッパやアメリカなど、mRNAワクチンを打っている国とも横で連携をとりながら開示を求めていく。デクラス(機密開示)を求めていく」
(大石アンカーマン)「開示というのは製薬会社と…」
(原口一博 議員)「政府との契約ですね」
ワクチンとがんとの因果関係を調べている国会議員。ワクチンの副反応について司法の判断が示される可能性がある裁判。
2023年6月8日放送 CBCテレビ「チャント!」より

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