神社から噴出している水の成分は「温泉水」…塩害の可能性、ごう音で住民からは苦情

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北海道長万部町の飯生(いいなり)神社で敷地内から水が噴出している問題で、同町は22日、検査機関による成分分析の結果、水は温泉水と推定されると発表した。
水温は21・5度で、人体に害となる数値の有害物質はないものの、食塩泉であることから、金属がさびるなど塩害が生じる可能性があるという。
一方、水の噴出に伴う騒音で周辺住民から苦情が出ており、同町は19日、長万部振興会館に「ごう音対策避難所」を設置した。同町は現場付近半径約50メートルへの立ち入り規制を継続しており、今後は水が収まり次第、詳しく調査する方針。

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