PayPay、他社クレカの停止を令和7年1月まで延期

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スマートフォン決済大手のPayPay(ペイペイ)は22日、他社のクレジットカードの取り扱いの停止について令和7年1月からに延期すると発表した。
PayPayは停止を8月からと発表していたが、批判が多く集まったことなどから延期を決めた。同社は「一部のユーザーを困惑させる結果となったことを反省している」とコメントした。
PayPayは5月1日に8月1日から他社クレカの取り扱いの停止を発表したが、ツイッターでは批判の声が集中し、「炎上状態」となった。このことを受けてPayPayでは対応を検討。8月1日から令和7年1月まで17カ月延期することを決めた。
他社クレカの停止を巡っては、親会社のソフトバンクの宮川潤一社長も20日の株主総会で「延期を含めて検討が始まったと聞いている」と述べていた。
ただ、他社クレカでPayPayにチャージして決済する場合には、PayPayのクレカや金融機関からチャージして決済する場合と異なって、20%や30%といった大きなポイント還元を受けられる「自治体キャンペーン」など各種キャンペーンの対象にならないという大きなデメリットがある。
そのためPayPayでは、PayPayポイント最大5千円の還元が受けられるキャンペーンなどでPayPayクレカの新規入会を呼びかけている。

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