農林水産省は20日、去年10月以降に全国の26道県の養鶏場などで感染が確認された鳥インフルエンザに関して、ウイルスが国内の農場からなくなったことを意味する「清浄化」を宣言したと発表しました。
農場で今年4月14日までに防疫措置が完了し、その後、新たな発生が確認されなかったためで、国際獣疫事務局(OIE)の規定に基づき宣言の書類を提出したということです。
群馬県内でも今年1月に3カ所の養鶏場で感染が確認され、あわせておよそ51万6000羽のニワトリが殺処分となっています。
農水省は「引き続き、衛生管理の徹底や監視強化に万全を期してほしい」と呼びかけています。