警察官を酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕「抜けたと思った」 福岡

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福岡県警は17日、県警東署留置管理課の巡査部長、本田勝也容疑者(57)=福岡市城南区別府団地=を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。「酒は飲んだが、体から抜けていると思った」などと容疑を一部否認しているという。
「飲酒運転しないぞ」子供に託す命のバトン 逮捕容疑は17日午後8時45分ごろ、同県柳川市三橋町棚町の国道443号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとしている。 県警によると、パトロール中の警察官が蛇行運転している車に気付いて停車させ検査したところ、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を超える0・20ミリグラムのアルコール分が検出された。

本田容疑者は法事のため16、17両日とも休暇中だったという。17日午前11時~午後1時に熊本市内の居酒屋で親戚らと焼酎水割りなど数杯を飲んだが、同市内の実家で休憩し酒が抜けたと思い、車を運転したと説明したという。 県警の警官が飲酒運転の疑いで逮捕されたのは、2015年7月に小郡署地域課の男性警部補が現行犯逮捕されて以来。逮捕には至らなかったが22年8月にも第1機動隊の男性巡査が酒気帯び運転容疑で書類送検されていた。 06年に福岡市東区の「海の中道大橋」で幼いきょうだい3人が亡くなった飲酒運転事故などを受け、県警は「飲酒運転の撲滅」を最重点目標に掲げる。 18日未明に県警本部(福岡市博多区)で記者会見した桐原哲夫・首席監察官は「飲酒運転の撲滅に取り組む最中、警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪し、職員の指導や教養を徹底するとした。【近松仁太郎】
逮捕容疑は17日午後8時45分ごろ、同県柳川市三橋町棚町の国道443号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとしている。
県警によると、パトロール中の警察官が蛇行運転している車に気付いて停車させ検査したところ、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を超える0・20ミリグラムのアルコール分が検出された。
本田容疑者は法事のため16、17両日とも休暇中だったという。17日午前11時~午後1時に熊本市内の居酒屋で親戚らと焼酎水割りなど数杯を飲んだが、同市内の実家で休憩し酒が抜けたと思い、車を運転したと説明したという。
県警の警官が飲酒運転の疑いで逮捕されたのは、2015年7月に小郡署地域課の男性警部補が現行犯逮捕されて以来。逮捕には至らなかったが22年8月にも第1機動隊の男性巡査が酒気帯び運転容疑で書類送検されていた。
06年に福岡市東区の「海の中道大橋」で幼いきょうだい3人が亡くなった飲酒運転事故などを受け、県警は「飲酒運転の撲滅」を最重点目標に掲げる。
18日未明に県警本部(福岡市博多区)で記者会見した桐原哲夫・首席監察官は「飲酒運転の撲滅に取り組む最中、警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪し、職員の指導や教養を徹底するとした。【近松仁太郎】

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