「帰る」とメッセージ後に連絡取れず 布に巻かれた女性遺体の死因は窒息 熊本県警が捜査本部設置

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

熊本市中央区の雑居ビルで見つかった布に巻かまれた女性の遺体について、熊本県警は女性の死亡原因を窒息と発表しました。
この事件は、熊本市中央区の派遣社員・辰島ありささん(29)が熊本市中心部にある雑居ビルの空き店舗で死亡しているのが見つかったものです。
熊本県警はきょう午前、司法解剖の結果、辰島さんの死亡した原因は窒息と発表しました。ただ、首を絞められたのか口を塞がれたのかなどの状況は現時点ではわからないとしています。
死亡推定時刻は今月28日午前で、警察は殺人・死体遺棄事件と断定し、100人態勢の捜査本部を立ち上げました。
記者「現場の1階部分はブルーシートに覆われていて、現在も捜査が進められています」
辰島さんには首を含め目立った外傷はありませんでしたが、頭から足の先までを大きな布で巻かれていたということです。また、辰島さんは服を着ていましたが、一部に乱れがあり、靴を履いていませんでした。
警察によりますと、辰島さんは今月28日午前1時ごろ、アルバイト先から退社する際、同居する男性に「帰る」とSNSでメッセージを送っていたということです。その後連絡が取れなくなり、おととい午前1時ごろ、辰島さんの父親から警察に行方不明者届が出されていました。
近所の飲食店「(警察が)人がいなくなって捜しています。この辺の防犯カメラを見させてもらってますと、(知り合いの店舗に)お宅の防犯カメラもお願いしますと」
警察は付近の防犯カメラなどを捜査し、犯人の行方を追っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。