「いりこ」と「煮干し」呼び名の境界線はどこ? ゼンリン公式ツイッターの調査結果にネットで驚きの声ズラリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

地域ごとに呼び名が変わる「煮干し」と「いりこ」。地図情報会社、ゼンリンの公式ツイッターがネットユーザーから寄せられた情報をもとに作成、呼び名の境界を明らかにした「いりこ/煮干しマップ」を投稿し、ネットに大きな反響が寄せられている。
マップは、同アカウントが23日にフォロワーに呼びかけ、約2000件のリプライを集計したもので、同社は26日のツイートで「いりこ/煮干しマップ完成!」と報告。「東日本は煮干し、西日本はいりこ…その境界はどこなんだ?問題が解決」とつづり、「関ヶ原だと思ってたみなさん残念!どうやら関西が境目みたいです!いりこは大阪・奈良、煮干しは兵庫・鳥取が境界になっていそう…そして関西ではじゃこ、だしじゃこも多く、混戦模様です!」と呼び名の境界を解説。それを示したマップを付けて投稿した。
続く投稿では、関西をクローズアップ。「いりこは兵庫県では優勢、大阪府に入ると『煮干し』と『じゃこ、だしじゃこ』に逆転され、京都に入ると声が聞こえず... 西側から攻めたいりこ軍は、煮干し軍・じゃこ/だしじゃこ軍を前に天王山を越えられなかったようです」と関西地方の詳細マップを付けて投稿した。さらに、岡山県では「いり干し」、新潟では「ほしこ」、長野県松本市での「むし」との呼び名もあったと報告している。
一連の投稿にネットユーザーから「まさかいりこが西の呼び名だったとは」「いりこも煮干しもじゃこも全部言うw ちな大阪」「うちは『むし』でした。超ローカルな呼び名だったのか…」などの驚きの声がズラリ。「じゃこって方言だったですか……。(いりこ・煮干しは料理業界の専門用語だと思っていた人)」「いりこ・煮干し・じゃこって全部同じものだったの…!?」「いりこと煮干しの違いは魚のサイズだと思ってた」との反応も多数寄せられた。また、「お父さんだけいり干しゆーとったわ なるほどねぇ」「確かに、関東在住時は『いりこ』って言わなかったなあ~」と納得の声もあがっている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。