コロナ融資巡り、詐欺容疑で7人目逮捕 大阪・寝屋川市議らと共謀か

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新型コロナウイルス禍で経営が悪化した医療・福祉施設への公的融資制度を巡る詐欺事件で、福岡県警は23日、新たな共謀者として東京都港区西麻布、宮原由美子容疑者(53)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。一連の事件での逮捕は、大阪府寝屋川市議、吉羽美華容疑者(42)らに続き7人目。県警は、吉羽容疑者らのグループが福岡や大阪などで計十数件の融資に関与し、手数料名目で十数億円を受け取ったとみている。
大阪・寝屋川市議ら再逮捕 2.3億円詐取の疑い 県警は宮原容疑者の認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、吉羽容疑者ら4人と共謀し2020年7月~21年1月、福岡県久留米市の病院に「融資の半額を支払えば特別に融資を受けられ、返済義務を免れる」とうそを言い、独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」(東京)からの6億円の融資を手引きし、うち2億3200万円を手数料名目で詐取。その際、吉羽容疑者らとともに、前年より3割以上の減収となった場合は融資限度額が6億円に倍増される制度を悪用するため、病院の減収額を過大にした虚偽の書類を作成し、WAMに郵送したとされる。県警は、病院側は虚偽申請に関与していなかったとみている。【土田暁彦】
県警は宮原容疑者の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は、吉羽容疑者ら4人と共謀し2020年7月~21年1月、福岡県久留米市の病院に「融資の半額を支払えば特別に融資を受けられ、返済義務を免れる」とうそを言い、独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」(東京)からの6億円の融資を手引きし、うち2億3200万円を手数料名目で詐取。その際、吉羽容疑者らとともに、前年より3割以上の減収となった場合は融資限度額が6億円に倍増される制度を悪用するため、病院の減収額を過大にした虚偽の書類を作成し、WAMに郵送したとされる。県警は、病院側は虚偽申請に関与していなかったとみている。【土田暁彦】

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