水路の雪を流そうと…男性2人が流され溺死 除雪作業中の死者8人に 《新潟》

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2月1日、十日町市で水路に詰まった雪を流そうとした男性2人が流され死亡する事故がありました。今シーズン除雪作業中の事故などによる死者は県内ですでに8人に上っています。注意点を専門家に聞きました。雪が積もった空き家。その除雪作業中に事故は起きました。現場はJR十日町駅すぐ近くの住宅や商店が立ち並ぶ地域です。警察や市によりますと、2日午前11時半前、空き家の除雪を請け負った業者が複数人で作業していたところ、男性2人が水路に流されたということです。

流されたのはいずれも市内に住む高野慎一さん(74)と波形静男さん(67)でその後、下流の川で見つかり死亡が確認されました。死因はともに溺死でした。2人は詰まった雪を取り除こうと水路の中で作業していた際に流されたみられています。〈近所の人〉「毎年来てやってるからわかってるから。ただことしは(雪が)すごい多いから」雪を捨てる流雪溝にはふたや転落防止の格子がありますが、事故が起きた水路にはありませんでした。〈長岡技術科学大学 上村靖司教授〉「実は死亡事故全体の中でみると約25パーセントくらいが水路等への転落事故です。水路等へ転落した場合には死亡事故につながりやすいということ」雪害の研究などを行う長岡技術科学大学の上村靖司教授です。〈長岡技術科学大学 上村靖司教授〉「普段流れているときは水深が浅いんですけど(雪が)詰まっているということはせき止めていますので上流側は水深がどんどん上がっていくんです。ダムになった状態で水を流すように雪をつついているうちに一気に流れてしまうことがあるんですよ」積雪が増加しているこの冬の県内。十日町市をはじめほぼすべての観測地点で平年を上回っています。〈長岡技術科学大学 上村靖司教授〉「ふたも柵もない場所で雪を捨てる場合には絶対に落ちないように落ちない対策をしなければならない」水路などへの転落を防ぐため命綱の使用や複数人での作業を呼びかけています。除雪中の事故などによる死者は今シーズン県内ですでに8人に上っています。さらに除雪中の発症などで9人が亡くなっています。県は「一人でしない」「無理しない」を合言葉に注意を呼びかけています。

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