神戸児童殺傷26年 父が手記 記録廃棄「絶対に許されない」

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兵庫・神戸市で起きた連続児童殺傷事件から、24日で26年。
父親が手記で、今の思いを明かした。
「何年経とうとも、亡くなった子供への私たちの想いは変わることはありません」
26年前の5月24日、神戸市須磨区で小学6年生だった土師淳君(当時11)が、当時14歳の少年に殺害された。
加害者は現在40歳で、2023年も謝罪の手紙は届いていない。
淳君の父・守さんは手記で、事件記録が廃棄されていたことについて、「遺族の事件記録を閲覧したいという思いを蔑(ないがし)ろにするような行為は、絶対に許されない」と訴えた。
兵庫県では、2023年に犯罪被害者支援条例が制定されていて、土師さんは「今後も被害者を取り巻く環境の改善を願う」とつづっている。

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